食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06530770149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、家きん、離乳仔豚、肥育用豚及び雌豚に使用するTrichoderma reesei CBS 126897株により生産される6-フィターゼからなる飼料添加物(Quantum(登録商標)Blue)の認可更新、並びにその他の豚種及び観賞用鳥類への使用拡大のための評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2025年6月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月18日、家きん、離乳仔豚、肥育用豚及び雌豚(4a19)に使用するTrichoderma reesei CBS 126897株により生産される6-フィターゼからなる飼料添加物(Quantum(登録商標)Blue)の認可更新、並びにその他の豚種及び観賞用鳥類への使用拡大のための評価に関する科学的意見書(5月6日採択、PDF版12ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9463)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請を受け、EFSAは、家きん、仔豚、肥育用豚、雌豚、その他の豚種及び観賞用鳥類の畜産飼料添加物としての遺伝子組換えTrichoderma reesei CBS 126897株により生産される6-フィターゼからなる飼料添加物(Quantum(登録商標)Blue)の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。当該添加物は、現在、採卵用鳥類、採卵用鳥類以外の家きん、離乳仔豚、肥育用豚及び雌豚の飼料に使用が認可されている。今回の科学的意見書は、これらの動物種に対する当該添加物の認可更新、並びに哺乳仔豚、その他の豚種及び鑑賞用鳥類への使用拡大の要請に関するものである。当該添加物は、2つの固形製剤(Quantum(登録商標)Blue 5 G及び40 P)と2つの液体製剤(Quantum(登録商標)Blue 5及び10 L)で利用可能である。最初の認可以降、当該製品の組成に一部変更が加えられた。申請者は、当該添加物が認可条件に適合することを示すエビデンスを提出した。EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、当該添加物の全ての製剤が対象動物種、消費者及び環境に対して安全であり、新たな動物種への使用拡大がこれらの結論に影響を与えないと結論した。当該認可更新の枠組みにおいては、同添加物の家きん、離乳仔豚、肥育用豚及び雌豚における有効性の評価は不要である。FEEDAPパネルは、当該添加物が、観賞用鳥類では250 FTU(※訳注)/kg完全飼料、離乳仔豚、離乳期及び哺乳期のマイナー豚種では500 FTU/kg完全飼料、肥育用/繁殖用に飼養されるマイナー豚種及び繁殖用動物では250 FTU/kg完全飼料で有効である可能性があると判断する。
(※訳注)1FTU(フィターゼ単位)は、37℃、pH 5.5の標準的な試験条件下で、1分間に1μmolの無機リン酸をフィチン酸ナトリウムから遊離する酵素量
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9463