食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06530640344 |
タイトル | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、活動報告2024年-食中毒を公表 |
資料日付 | 2025年6月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は6月23日、活動報告2024年-食中毒を公表した。概要は以下のとおり。 2024年には777件の集団食中毒が通知された。4,248人が罹患し、そのうち205人が入院し、6人が死亡した。2024年の通知件数は2023年より増加したが、2022年と同程度の数である。 例年通り、これらの数値は欧州食品安全機関(EFSA)にも報告された。 8件の事例では、集団発生(epidemie)の原因と疑われる食品が確かな証拠によって実証された。つまり、食品検体とヒトの検体に、疾病を引き起こした同じ細菌、ウイルス、或いは毒素が含まれていた。その他の事例については、食事と罹患者の関連を分析に基づいて論証することはできなかった。いくつかの集団発生が全ゲノムシークエンス解析(WGS)により確認された(サルモネラ属菌: 2件、リステリア・モノサイトゲネス: 1件、エルシニア・エンテロコリチカ: 1件)。 (※以下、集団食中毒についてまとめた表より抜粋) 病原体(※括弧内は集団食中毒件数) ・セレウス菌(Bacillus cereus)(5) ・カンピロバクター属菌(5) ・クロストリジウム属菌(Clostridium)(2) ・コアグラーゼ陽性ブドウ球菌(Staphylococcus coagulase +)(3) ・重複感染(複数の病原体が感染症の原因)(3) ・リステリア・モノサイトゲネス(8)(関与食品: パテ、豚肉、チーズ) ・サルモネラ属菌(9)(関与食品: 卵、ティラミス) ・赤痢菌(1) ・志賀毒素産生性大腸菌(STEC)(4) ・エルシニア・エンテロコリチカ(1)(関与食品: チーズ) ・ウイルス(ノロウイルス、A型肝炎ウイルス)(22)(関与食品: 野菜、食品の混合物、ビュッフェ形式の食事) ・ヒスタミン(1) ・その他(6) ・不明(70) ・検体なし(637) 合計(777) 実際の集団食中毒の件数は、報告された集団食中毒の件数よりも多い。事実、疾病の集団発生と食事との関連性を確実に明らかにできるとは限らない。そのため、特に症状が軽度の場合には、多くの集団食中毒が報告されていない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ベルギー |
情報源(公的機関) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
情報源(報道) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
URL | https://favv-afsca.be/fr/publications/rapports-activites/2024/toxi-infections-alimentaires |