食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06530370149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、使用済みPETの食品接触材料へのリサイクルに用いられるGneuss 5工程の安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2025年6月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月18日、使用済みPETの食品接触材料へのリサイクルに用いられるGneuss 5工程の安全性評価に関する科学的意見書(5月21日採択、PDF版12ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9492)を公表した。概要は以下のとおり。 EFSAの食品接触材料に関するパネル(FCMパネル)は、Gneuss 5のリサイクル工程の安全性を評価した。原料は、主に回収された使用済みPET容器に由来する熱水洗浄・乾燥処理済みのポリエチレンテレフタレート(PET)の薄片(flakes)で、非食品用途のPETは5%以下である。薄片は、押出機(extruder)で溶融(ステップ2)され、溶融状態で行われる重縮合反応(MSP)■■■■■(※訳注: 原文黒塗り)(ステップ3)で除染され、最終的にペレット化される。提供された負荷試験を調査した結果、FCMパネルはMSP(ステップ3)がこの工程の除染効率を決定する上で重要であると結論した。ステップ3の効率を制御するための動作パラメータは、圧力、温度、滞留時間、及び反応器の幾何学的及び動作特性である。負荷試験により、このリサイクル工程は、潜在的な未知の汚染物質が食品中に移行する量を、汚染物質の分子量に応じて保守的(conservatively)にモデル化された移行量である0.0481又は0.0962 μg/kg食品未満に抑えることを保証している。従って、FCMパネルは、本工程から得られるリサイクルPETが、全ての種類の食品(飲料水を含む)と接触する材料及び製品の製造に、加熱充填の有無を問わず、室温以下での長期保存のために100%まで使用される場合、安全性上の懸念はないと結論した。このリサイクルPETから製造された製品は、電子レンジや従来のオーブンでの使用を意図しておらず、このような用途は本評価の対象外である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9492 |