食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06520190108
タイトル 米国環境保護庁(EPA)、新規有効成分フロリルピコキサミドを含有する製品を登録すると公表
資料日付 2025年5月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国環境保護庁(EPA)は5月29日、新規有効成分フロリルピコキサミド(florylpicoxamid)を含有する製品を登録すると公表した。概要は以下のとおり。
 EPAは、食用作物やゴルフコースで使用可能な広範囲用途の殺真菌剤である新有効成分フロリルピコキサミドを含有する3製品を登録した。フロリルピコキサミドは、損傷や経済的損失を引き起こすいくつかの真菌類を標的としており、作物を管理し、我が国の食料をより多く育てるための追加のツールを農業従事者に提供するものである。
 フロリルピコキサミドは、他の殺真菌剤と交互に使用して作物や芝生における耐性の可能性を低減することができるため、総合防除(Integrated Pest Management(IPM))プログラムへの有用な追加となることが期待されている。IPMにより、予防に重点を置き、必要に応じてのみ農薬を使用することで、病害虫・雑草管理に対する効果的で環境に配慮したアプローチが提供される。
 フロリルピコキサミドの登録は、ヒト健康リスク評価、生態学的リスク評価、及び種の保存法(ESA)に基づく農薬の生物学的評価によって裏付けられている。当該製品のラベルに従ってフロリルピコキサミドを使用した場合、懸念されるヒトの健康リスクは確認されなかった。EPAは、当該製品のラベルに従ってフロリルピコキサミドを使用した場合、急性又は慢性のばく露による哺乳動物、鳥類、陸生両生類、は虫類、水生植物、又はミツバチに対する懸念される潜在的なリスクを特定していない。しかし、EPAは、魚類、水生両生類、水生無脊椎動物、その他の陸生無脊椎動物、陸生植物及び半水生植物に対する潜在的なリスクを特定した。
 低減策について(省略)
 EPAはESAの協議を開始し、EPAの調査結果を米国魚類野生生物局(FWS)及び米国海洋漁業局(NMFS)(以下、両局)と共有した。両局は正式協議中に、両局の生物学的意見を通知するために、EPAの生物学的評価最終版にある情報を用いる。(以下、省略)
 詳細情報は、以下のURLから、docket番号「EPA-HQ-OPP-2020-0449」を検索して入手可能。
https://www.regulations.gov/
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) 米国環境保護庁(EPA)
URL https://www.epa.gov/pesticides/epa-registers-products-new-active-ingredient-florylpicoxamid