食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06510570149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用するCorynebacterium glutamicum KCCM 80393株により生産されるL-アルギニンからなる飼料添加物の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2025年5月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2025年5月28日、全動物種に使用するCorynebacterium glutamicum KCCM 80393株により生産されるL-アルギニンからなる飼料添加物の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2025年5月1日採択、PDF版10ページ、 https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9453)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請を受け、EFSAは、全ての動物種及びカテゴリーにおける飼料及び飲用水に栄養添加物(nutritional additive)として使用する遺伝子組換えCorynebacterium glutamicum KCCM 80393株により生産されるL-アルギニンの安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル (FEEDAPパネル)は、当該製品が産生株の遺伝子組換えに関して安全上の懸念を引き起こさないと結論した。最終製品から産生株のDNAは検出されなかった。C. glutamicum KCCM 80393株を用いた発酵により生産されるL-アルギニンは、対象動物種の栄養要求量に応じて適切な量で飼料に添加する場合、対象動物種に対して安全である。同パネルは、飲用水中のL-アルギニンの使用について懸念を表明している(※訳注: 飲用水経由のアミノ酸の使用に関連する栄養バランスの不均衡や衛生上のリスクのため)。C. glutamicum KCCM 80393株を用いた発酵により生産されるL-アルギニンの動物栄養における使用は、消費者及び環境に対して安全であると判断される。C. glutamicum KCCM 80393株を用いた発酵により生産される添加物L-アルギニンは、非反すう動物の栄養のための必須アミノ酸L-アルギニンの有効な供給源として認められている。反すう動物において非反すう動物と同様に有効性を示するためには、L-アルギニンは第一胃での分解から保護する必要がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9453