食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06500710307 |
タイトル | スペイン食品安全栄養庁(AESAN)、停電後の冷蔵・冷凍庫内の食品の取り扱いに関する推奨事項を提供 |
資料日付 | 2025年4月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スペイン食品安全栄養庁(AESAN)は4月29日、停電後の冷蔵・冷凍庫内の食品の取り扱いに関する推奨事項を提供した。概要は以下のとおり。 国内で発生した停電のため、劣化の可能性があり、廃棄すべき食品があるかもしれない。それぞれの食品は、以下の推奨事項に従って、個別に評価されなければならない。食品の安全性を判断するために、決して味見をしたり、食品の見た目や匂いをあてにしたりしないこと。 重要なのは、冷蔵庫の保存容量に応じて、各種の食品が到達している温度である。停電時間が長ければ長いほど、推奨されない温度に到達するリスクが高まる。以下に示す時間は、冷蔵庫や冷凍庫の扉が、停電中に開かれないことを前提としている。 「冷蔵庫内の食品に関する推奨事項」 ・4時間未満の停電:冷蔵庫は食品の温度を5℃より低く保つことができるため、原則として停電を理由に食品を廃棄する必要はない。 ・4時間以上の停電:このような場合は食品の温度が5℃を超えている可能性があり、肉、鶏肉、魚、卵、乳、フレッシュチーズなどの腐りやすい食品や残り物は廃棄しなければならない。これらの腐りやすい食品は、適切に冷蔵・冷凍しないことで劣化する可能性があり、適切な温度で加熱調理しても、その摂取により病気を引き起こす可能性があることを念頭に置くべきである。また、他の食品の交差汚染の原因となる可能性もある。 丸ごとの果物や野菜は高めの温度でも保存できるので、新鮮な状態を保ち、洗浄に関する通常の推奨事項に従っていれば、摂取することができる。切った果物や野菜、調製済みのサラダは、腐りやすい食品と同様に廃棄すべきである。 ソフトドリンク、保存食品、アルコール飲料、チョコレートなどの食品は、必要がなくても習慣的に冷蔵庫に保管されることがよくあるが、腐りやすいものではない。これらの製品は冷気がなくても完璧な状態で保存が可能で、問題なく消費できる。 「冷凍庫内の食品に関する推奨事項」 扉が開けられなければ、冷凍庫は少なくとも24~48時間は凍結温度を維持できる。食品が完全に解凍されていない(表面に氷の結晶が残り、硬さや冷たさが残っている)場合は、再冷凍できる。 停電が24時間以上続く可能性がある地域では、食品が完全に解凍されていないことを確認することが重要であり、完全に解凍されていなければ再冷凍できる。解凍されておらず、温度が5℃を超えていなければ(冷えた状態が維持されていなければならない)、その日のうちに摂取できるであろう。食品が解凍されてどのくらい時間が経ったかが不明で、特に冷えていない場合は、廃棄すべきである。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | スペイン |
情報源(公的機関) | スペイン食品安全栄養庁(AESAN) |
情報源(報道) | スペイン食品安全栄養庁(AESAN) |
URL | https://www.aesan.gob.es/AECOSAN/web/noticias_y_actualizaciones/noticias/2025/alimentos_refrigerados.htm |