食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06500240541
タイトル イタリア保健省、原料としての及び食品における食品添加物及び食品用香料(燻製香料を含む)の公的管理、並びに規則(EC)No 1334/2008の附属書IIIに記載されている物質の管理に関する国家計画活動報告書(2023年)を公表
資料日付 2025年5月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  イタリア保健省は5月2日、原料としての及び食品における食品添加物及び食品用香料(燻製香料を含む)の公的管理、並びに規則(EC)No 1334/2008の附属書IIIに記載されている物質の管理に関する国家計画活動報告書(2023年)を公表した。概要は以下のとおり。
(以下、「データ分析」から抜粋)
 2023年のデータ分析では、以下のことが明らかになった。
1. 検出された不適合は全て、動物由来食品への添加物の使用に起因するものであった。
2. 不適合が最も多く記録されているのは、様々な食品製造における二酸化硫黄/亜硫酸塩の使用によるものである。これらの不適合は、水産物への食品添加物の過剰使用や、製品の保存期間を不適切に延長するための不正使用に起因している可能性がある。この不正慣行は、亜硫酸塩が違法に添加された食品を気付かずに摂取する可能性がある(アレルギーを持つ)脆弱な集団に対する衛生上の観点から特に重要視される。
3. 注目すべきもう一つの大きな問題は、水産物(マグロ)における、規制(EU)No 2022/1923で認可された最大基準値を超える濃度のアスコルビン酸の使用である。製品の新鮮さを偽って延長することを意図しているこの慣行は、食品の安全性(ヒスタミンの生成)に影響を及ぼし、消費者の健康に対するリスク(食中毒)を引き起こす可能性がある。
4. 甘味料の機能カテゴリーは、引き続き監視の対象となっている。これにより、市場でさらに普及し、多くの人口によって消費されている低エネルギー製品の継続的な管理が確保される。実際、これらの食品添加物の分析測定の割合にほぼ変化はなく(2020年12%、2021年11.4%、2022年10.8%、2023年9%)、消費者の健康に対する定期的な保護が確保されている。
5. 食品の安全性の維持は、食品添加物の1つの機能カテゴリーである保存料の使用によって確保され、保存料には、様々な物質(亜硫酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩等)がある。これらの物質は、最も多く検査されていると同時に、様々な種類の食品製造において最も多くの不適合の要因となっている。
 当該文書は以下のURLから閲覧可能(PDF、イタリア語、15ページ)
https://www.salute.gov.it/new/sites/default/files/2025-05/relazione%20annuale%20relativa%20alle%20risultanze%20dei%20controlli%20condotte%20sugli%20AA%20e%20AR.PDF
地域 欧州
国・地方 イタリア
情報源(公的機関) イタリア保健省
情報源(報道) イタリア保健省
URL https://www.salute.gov.it/new/it/pubblicazione/piano-nazionale-controllo-ufficiale-degli-additivi-e-degli-aromi-alimentari-ivi/