食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06500130149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えBacillus subtilis DP-Ezz65株由来食品用酵素アセト乳酸デカルボキシラーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2025年5月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月7日、遺伝子組換えBacillus subtilis DP-Ezz65株由来食品用酵素アセト乳酸デカルボキシラーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した(4月9日採択、PDF版12ページ、 https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9419)。概要は以下のとおり。 当該食品用酵素アセト乳酸デカルボキシラーゼ(α-アセト乳酸デカルボキシラーゼ; EC 4.1.1.5)は、遺伝子組換えBacillus subtilis DP-Ezz65株を用いて、Genencor International B.V.により生産される。 当該遺伝子組換えの結果は安全性上の懸念を提起しない。 当該産生菌株は、安全性適格推定(Qualified presumption of safety(QPS))アプローチの要件を満たしている。 当該食品用酵素は、当該産生生物の生細胞及びそのDNAを含有しないと判断された。 当該食品用酵素は、以下の食品製造工程にて使用されることが意図されている。 ・ 醸造製品製造用の穀類(cereal)・その他の穀粒(grain)の加工工程 欧州集団における食事性ばく露は、1日あたり最大0.001 mg総有機固形物(TOS)/kg体重と推定された。 当該産生株のQPSステータス、及び、当該食品用酵素製造工程に起因する懸念は提起されないことから、EFSAの食品用酵素に関するパネル(FEZパネル)は、毒性学的試験は必要ないと判断した。 当該食品用酵素アセト乳酸デカルボキシラーゼのアミノ酸配列と既知アレルゲンとの相同性を検索したところ、一致は検出されなかった。FEZパネルは、当該食品用酵素への食事性ばく露によるアレルギー反応誘発のリスクは排除されないと見なすが、当該事象が発生する可能性は低いと判断する。 提供されたデータに基づき、FEZパネルは、当該食品用酵素は意図された使用条件下において、安全性上の懸念を提起しないと結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9419 |