食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06490910149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用するCorynebacterium glutamicum CGMCC 23982株により生産されるL-リジン硫酸塩からなる飼料添加物の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2025年4月25日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は2025年4月25日、全動物種に使用するCorynebacterium glutamicum CGMCC 23982株により生産されるL-リジン硫酸塩からなる飼料添加物の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2025年3月18日採択、PDF版9ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9346)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会の要請を受け、EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、全動物種の飼料に栄養添加物(nutritional additive)として使用する場合の非遺伝子組換えCorynebacterium glutamicum CGMCC 23982株を用いた発酵により生産されるL-リジン硫酸塩に関する科学的意見書の提出を求められた。活性物質はL-リジンである。同パネルは、当該産生菌株が安全性評価における安全性適格推定(QPS)アプローチの要件を満たしていると結論した。従って、C. glutamicum CGMCC 23982株により生産されるL-リジン硫酸塩は、産生菌株に関連する安全上の懸念はない。C. glutamicum CGMCC 23982株により生産されるL-リジン硫酸塩は、飼料を介して投与される場合、対象動物種に対して安全であると考えられる。L-リジン硫酸塩を使用する場合には、飼料を配合する際に、配合飼料中の硫黄/硫酸塩のバックグラウンド含有量を考慮する必要がある。同パネルは、飲用水へのL-リジン硫酸塩の使用については懸念を示している(※訳注: 栄養バランスの不均衡や衛生上のリスクのため)。C. glutamicum CGMCC 23982株により生産されるL-リジン硫酸塩は、消費者及び環境に対して安全である。L-リジン硫酸塩は、反すう動物以外の動物種において、必須アミノ酸であるL-リジンの有効な供給源であると考えられる。反すう動物において、反すう動物以外の動物種と同様に有効性を発揮するためには、L-リジンの補給は第一胃での分解から保護される必要がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9346 |