食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06490870149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(パチョリ(Pogostemon cablin Benth)の葉由来の精油からなる(パチョリオイル))の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2025年4月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は2025年4月17日、全動物種に使用する飼料添加物(パチョリ(Pogostemon cablin Benth)の葉由来の精油からなる(パチョリオイル))の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2025年3月19日採択、PDF版19ページ、 https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9357)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会の要請を受け、EFSAは、パチョリの葉由来のパチョリオイルを全動物種の飼料及び飲用水の官能的添加物として使用する場合の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、完全飼料における最大使用量である、肥育用鶏、採卵用鶏、肥育用七面鳥、肥育用豚、馬、サケ科魚類、 エビ、ウサギ、犬、猫、観賞用魚類では7.5 mg/kg、子豚では24 mg/kg、雌豚では35 mg/kg、乳用牛では34 mg/kg、子牛(代替乳)では60 mg/kg、肥育用牛、羊、山羊では53 mg/kgで、当該添加物は安全であると結論した。これらの結論は、生理学的に近縁のその他のマイナー動物種に外挿された。その他の動物種に対して、当該添加物は7.5 mg/kg完全飼料で安全である。同パネルは、当該添加物の総摂取量が飼料から摂取した場合に安全と考えられる1日あたりの量を超えない限り、飲用水への使用は安全であると判断した。当該添加物を飼料中の提案された最大使用量まで使用した場合、消費者への懸念は認められなかった。提案された条件下での当該添加物の使用は、環境へのリスクを及ぼすことはないと考えられる。パチョリの葉及びその製剤は食品に風味付けすると認識されており、飼料における機能は食品におけるものと実質的に同じであると考えられるため、有効性に関するさらなる実証は不要と考えられた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9357 |