食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06490770398 |
タイトル | フランス農業・食料主権省、ガルシニア・カンボジアを含有する食品サプリメントの禁止を公表 |
資料日付 | 2025年4月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス農業・食料主権省は4月18日、ガルシニア・カンボジアを含有する食品サプリメントの禁止を公表した。概要は以下のとおり。 フランスの農業・食料主権大臣ならびに経済・財務・産業及びデジタル主権大臣は、植物ガルシニア・カンボジア(Garcinia cambogia、キントラノオ目(Malpighiales)・フクギ科(Clusiaceae)・フクギ属(Garcinia))を含有する食品サプリメントの欧州連合(EU)加盟国からの移入、第三国からの輸入、及び国内市場への投入を一時停止することを決定した。4月15日付の省令により、消費者保護を目的とするこの決定が施行された。 フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は3月5日、国民一般に、ガルシニア・カンボジアを主原料とする食品サプリメントを摂取しないよう勧告する意見書を発表した。この意見書では、特にヒドロキシクエン酸(HCA)の存在による、ガルシニア・カンボジア含有食品サプリメントの摂取に関連する重大な有害影響が明らかにされた。これらの影響は既往症がある人と健康な人の両方に見られたが、用量依存性効果は確認されなかった。 その結果、フランス当局は欧州委員会(EC)に対し、ANSESが実施した専門家による評価の結論、及び欧州レベルで対策を講じる必要性を通知した。一方、4月15日に公布された省令では、ガルシニア・カンボジアを含有する食品サプリメントのEU加盟国からフランスへの移入、第三国からの輸入、及び国内市場への投入が禁止されている。当該アレテは直ちに発効し、ANSESが特定した急性の健康リスクを考慮し、すでに市場投入されているあらゆる在庫の売却を禁止する。 また、省令の第2条に規定されているように、ガルシニア・カンボジアを主原料とする食品サプリメントを市場に投入した食品産業部門の事業者は、食品サプリメントに関する政令No 2006-352の規定から生じる責務に従って、公表済みのものを含め、当該食品サプリメントの撤去-リコールを実施しなければならない。同省の監査機関は、これらの措置の有効性を検証するために点検の実施が求められる。 当該プレスリリース(1ページ、フランス語)は以下のURLから閲覧可能。 https://agriculture.gouv.fr/telecharger/148759 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス農業・食料省 |
情報源(報道) | フランス農業・食料主権省 |
URL | https://agriculture.gouv.fr/securite-sanitaire-des-aliments-interdiction-des-complements-alimentaires-contenant-la-plante |