食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06490370391 |
タイトル | 英国健康安全局(HSE)、英国における植物保護製剤の監視・管理報告書(2022年)を公表 |
資料日付 | 2025年4月24日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国健康安全局(HSE)は4月24日、英国における植物保護製剤の監視・管理報告書(2022年)を公表した。概要は以下のとおり。 (以下、報告書「10. 食品の監視」から抜粋) HSEの食品監視プログラムは、英国環境・食糧・農村地域省(DEFRA)、北アイルランド政府、スコットランド政府、ウェールズ政府からの委託を受け、グレートブリテン及び北アイルランドの食品・飲料における残留農薬の痕跡を確認するものである。 (中略) 監視プログラムはリスクベースで、残留が予想される食品を対象としている。全体的な結果としては、検査した食品のほとんど(98.18%)が、その食品に含まれる農薬の法定基準値に適合していた。今年の報告書の適合率は、例年の監視結果とほぼ同様である。 以下の結果は、28種類の食品3,304検体を分析した2022年プログラムの要約である。 ・1,382検体(41.82%)において、HSEが調査した残留物質は検出されなかった。 ・1,862検体(56.36%)において、最大残留基準値(MRL)と同じあるいはそれ以下の残留物が検出された。 ・60検体(1.82%)において、MRLを超える残留物が検出された。 このプログラムでは、3,304検体それぞれに対する農薬の適切なレンジについて検査が行われた。合計で約1,324,904の食品及び農薬の組み合わせが検査された。2022年には、グレートブリテン及び北アイルランドの合計として28品目の調査、3,304検体の採取、及び29の詳細なリスク評価が実施された。 残留農薬が検出されたすべての検体においては、リスク評価スクリーニングの仕組みによって、消費者に対するリスクが確認された。HSEは、ヒトの健康への懸念の有無をより詳細に検討することを目的とした29件の詳細な短期リスク評価の結果を、食品中の残留農薬に関する専門家委員会(PRiF)の2022年四半期報告書において発表した。グレートブリテン及び北アイルランドの結果はリスク評価が一括して行われるため、これらの評価は両調査の検体を対象としたものである。 このうち(訳注 上述の29件の詳細な短期リスク評価)の少数、11件については、英国食品基準庁(FSA)が相応の措置を講じるに至った。 HSEはリスク評価の結果、これらの食品を摂取する人々の健康への潜在的リスクについて懸念がある場合、食品検体に関する情報をFSAに照会する。 英国の2022年の全結果、ブランド名詳細、及びサマリーテーブルは以下のURLから閲覧可能である。 https://www.data.gov.uk/dataset/5d5028ef-9918-4ab7-8755-81f3ad06f308/pesticide-residues-in-food 当該報告書は以下のURLから閲覧可能(PDF、36ページ)。 https://www.hse.gov.uk/pesticides/assets/docs/article-68-2022.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国健康安全局(HSE) |
情報源(報道) | 英国健康安全局(HSE) |
URL | https://content.govdelivery.com/accounts/UKHSE/bulletins/3dd0c26 |