食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06480830149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用するCorynebacterium glutamicum KCCM 80365株により生産されるL-バリンからなる飼料添加物の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2025年4月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は2025年4月2日、全動物種に使用するCorynebacterium glutamicum KCCM 80365株により生産されるL-バリンからなる飼料添加物の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2025年3月18日採択、PDF版10ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9348)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは、全動物種及びカテゴリーの飼料及び飲用水の栄養添加物として使用される場合の、遺伝子組換えCorynebacterium glutamicum(KCCM 80365株)により生産されるL-バリンの安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。C. glutamicum KCCM 80365株を用いた発酵により生産されるL-バリンは、産生菌株の遺伝子組換えに関する安全性上の懸念を提起しない。最終製品からは、産生菌株の生細胞又はDNAは検出されていない。C. glutamicum KCCM 80365株により生産されるL-バリンを飼料に使用することは、対象総物種の栄養必要性に応じて適切な量を飼料に添加する場合には、対象動物種に対して安全である。EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は飲用水へのL-バリンの使用に懸念を示している(※訳注: 栄養バランスの不均衡や衛生上のリスクのため)。C. glutamicum KCCM 80365株を用いた発酵により生産されるL-バリンを動物栄養に使用することは、消費者及び環境に対して安全であると考えられる。当該添加物L-バリンは、反すう動物以外の全動物種に対してL-バリンというアミノ酸の有効な供給源であると考えられる。反すう動物においても反すう動物以外の動物と同様の有効性を維持するには、第一胃での分解から保護する必要がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9348 |