食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06470300149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ハチミツ中のアセタミプリドに対する既存の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2025年3月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月18日、ハチミツ中のアセタミプリド(acetamiprid)に対する既存の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書(2025年2月23日承認、30ページ、DOI: 10.2903/j.efsa.2025.9300)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条に準拠して、Albaugh Europe社はスロベニアの管理当局に対して、ハチミツ中の有効成分アセタミプリドに対する既存のMRLを改正するよう申請書を提出した。
 申請を裏付ける提出データは、ハチミツに関する新たなMRLを導出するために十分であった。バリデーションがとれた0.01 mg/kg及び0.05 mg/kgの定量限界(LOQ)で、ハチミツ中の残留アセタミプリドを管理するために適切な分析法が利用可能である。
 リスク評価結果に基づき、EFSAは、蜜源となる作物に対する既存の重要な農業生産工程管理に由来するハチミツ中の残留アセタミプリドの短期的及び長期的な摂取が、消費者の健康にリスクを及ぼすとは考えにくいと結論した。
 EFSAによるMRL改正案は以下のとおり(抜粋)。
品名         現行MRL mg/kg       MRL改正案 mg/kg
ハチミツ及び他の    0.05※ (0.3又は2)※※      1
養蜂製品
※定量限界(LOQ)であることを示す
※※(0.3又は2) 2種類のMRLの選択肢は、ハチミツ及び様々な油糧種子中のアセタミプリドに対する既存のMRLの改正に関する理由を付した意見書(2022年7月20日承認、40ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2022.7535)において導出された。0.3 mg/kg又は2 mg/kgのMRLに関するリスク管理の決定はまだ保留されている。
理由を付した意見書の詳細は以下のURLから参照可能。
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7535
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9300