食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06470280149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、欧州連合(EU)の規則において以前施行されたが現在は失効したコーデックス委員会(Codex)の最大残留基準値(Codex MRL(CXL))に関する代替の最大残留基準値(MRL)の評価に関する科学的報告書を公表
資料日付 2025年3月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月10日、欧州連合(EU)の規則において以前施行されたが現在は失効したコーデックス(Codex)委員会の最大残留基準値(Codex MRL(CXL))に関する代替の最大残留基準値(MRL)の評価に関する科学的報告書 (2025年2月23日承認、31ページ、DOI: 10.2903/j.efsa.2025.9299)を公表した。概要は以下のとおり。
 2024年6月に開催されたコーデックス残留農薬委員会第55回会合(CCPR会合)及びそれに続くコーデックス委員会第47回会合(CAC会合)(2024年11月)において、16種類の有効成分(a.s.)に関して合計111種類のCXLが取り消された。
 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第43条に準拠し、EFSAは欧州委員会から、EUのMRL規則(規則(EC) No 396/2005)において以前に引き継がれ、現在は失効したCXLを特定し、可能であれば、失効したCXLに代わるMRLを提案するよう要請された。
 EFSAは、詳細な評価に基づき、加盟国から提供された情報を考慮し、コットンシード中のカルボフラン(carbofuran)、及び小麦中のフルオピラム(fluopyram)に関する代替MRLを提案した。大豆中のシアントラニリプロール(cyantraniliprole)に関しては、適切な代替オプションを決定するために、リスク管理に関する議論が勧告される。ジフェノコナゾール(difenoconazole)に関しては、EFSAは、現在進行中のEUのMRLのレビューの結果が出るまで、代替MRLの可能性に関する決定を延期することを提案した。小麦中のイマザピル(imazapyr)及び大豆と卵中のシアントラニリプロールに関しては、既存のMRLは新しいCXLに置き換えられる。その他のCXLの失効は、EUの既存のMRLを変更する契機にはならない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9299