食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06460670149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、スキムミルク及びホエイタンパク質濃縮物由来の特定のたんぱく加水分解物の栄養学的安全性及び適合性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2025年3月5日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月5日、Healthcare Reckitt 社が製造するたんぱく加水分解物を原料とする乳児用及びフォローオン調製乳に使用される、スキムミルク及びホエイタンパク質濃縮物由来の特定のたんぱく加水分解物の栄養学的安全性及び適合性に関する科学的意見書(2025年1月29日採択、11ページ、DOI: 10.2903/j.efsa.2025.9278)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会は、Healthcare Reckitt 社が製造する乳児用及びフォローオン調製乳に使用される、スキムミルク(脱脂乳を含む)とホエイタンパク質濃縮物由来の特定のたんぱく加水分解物の栄養学的安全性及び適合性を評価するようEFSAに要請した。 Healthcare Reckitt 社は、乳児用及び(又は)フォローオン調製乳に使用が認可されるたんぱく質源に関して欧州委員会委任規則(EU)2016/127の改正を求めるドシエを欧州委員会に提出した。 評価対象のたんぱく加水分解物は、加水分解されたたんぱく質の画分に関して十分に特性評価されている。提出された関連する介入試験において、たんぱく質含有量2.3 g/100 kcalのたんぱく加水分解物から製造された乳児用調製乳を唯一の栄養源として3か月間摂取させたところ、未分解の牛乳たんぱく質(たんぱく質1.9 g/100 kcal)から製造された乳児用調製乳と同等の成長が得られた。乳児用調製乳の有害事象及び耐性に関するデータは懸念を提起しなかった。 フォローオン調製乳における、このたんぱく質源の栄養学的安全性及び適合性については、実験データは提出されていない。フォローオン調製乳は、補完食品と一緒に摂取されること、及び、このたんぱく質源は、乳児の唯一の栄養源である乳児用調製乳において栄養学的に安全かつ適切であるため、EFSAの「栄養、新食品及び食物アレルゲンに関する科学パネル」(NDAパネル)は、このたんぱく加水分解物は、フォローオン調製乳に使用しても、栄養学的に安全かつ適切なたんぱく質源であると考える。 NDAパネルは、評価対象のたんぱく加水分解物は、それが使用される調製乳が2.3 g/100 kcal以上のたんぱく質を含有し、欧州委員会委任規則(EU)2016/127の組成基準及び付属書IIIAのアミノ酸パターンに適合している限り、乳児用及びフォローオン調製乳に使用するための栄養学的に安全かつ適切なたんぱく質源であると結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9278 |