食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06460250149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、様々な作物中のオキサチアピプロリンに対する現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2025年2月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月21日、様々な作物中のオキサチアピプロリン(oxathiapiprolin)に対する現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書(2025年1月31日承認、32ページ、DOI: 10.2903/j.efsa.2025.9273)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条に準拠して、Syngenta Crop Protection社はフランスの管理当局に対して、芽キャベツ、ケール等の作物中の有効成分オキサチアピプロリンに対するMRLを改正するよう申請書を提出した。
 申請を裏付ける提出データは、評価対象の全作物に関するMRLを導出するために十分であった。関連する蜜源となる植物へ意図する用途に由来するハチミツへの残留物のキャリーオーバーの可能性は、ハチミツ中の現行のMRLによりカバーされている。バリデーションがとれた0.01 mg/kgの定量限界(LOQ)で、植物及びハチミツのマトリックス中の残留オキサチアピプロリンを管理するために適切な分析法が利用可能である。
 リスク評価結果に基づき、EFSAは、報告された農業生産工程管理に従ったオキサチアピプロリンの認可された用途に由来する残留物、及びハチミツ中に予想される残留物の長期的な摂取が、消費者の健康にリスクを及ぼすとは考えにくいと結論した。
 EFSAによるMRL改正案は以下のとおり(抜粋)。
品名      現行MRL mg/kg      MRL改正案 mg/kg
芽キャベツ      0.01※            0.015 
ケール         0.01※            0.4
ハチミツ及び他の  0.05※            変更なし
養蜂製品
※定量限界(LOQ)であることを示す
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9273