食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06450660294 |
タイトル | 世界保健機関(WHO)、生物多様性に関するファクトシートを更新 |
資料日付 | 2025年2月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は2月18日、生物多様性に関するファクトシートを更新した。概要・構成は以下のとおり。 1. 主な科学的知見 (1)世界の食用作物の75%以上は花粉媒介者に依存しており、世界の農業生産高に年間2,350億~5,770億米ドルの寄与をしている。 (2)現代の医薬品の50%以上は天然由来であり、真菌由来の抗生物質や植物性化合物由来の鎮痛剤等が含まれる。 (3)森林には陸上の生物多様性の80%が蓄えられており、年間約26億トンの二酸化炭素を吸収し、気候変動の緩和に役立っている。 (4)侵略的外来種は生物種絶滅の60%に寄与しており、毎年4,230億米ドルの世界的な経済的損害を引き起こしている。 (5)健全な生態系により世界の淡水資源の75%が供給されており、湿地帯は水の浄化において重要な役割を果たしている。しかし、1970年以降、湿地帯の35%が失われている。 (6)世界人口の推定6%を占める先住民族は、生物多様性の保全及び持続可能な管理において、極めて重要なステークホルダーであり、権利保有者である。彼らは世界中で3,800万平方キロメートル以上の土地を管理しており、それには全保護区の約40%が含まれている。 2. 概要/3. 影響/4. 生物多様性及び健康への脅威/5. 持続可能で健康的なフードシステム/6. 健康調査及び伝統医学/7. 感染症/8. 気候変動/9. WHOの対応 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
URL | https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/biodiversity |