食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06450450105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、食品・飼料用の遺伝子操作した(GE)植物、除草剤(ジカンバ、グルホシネート-アンモニウム、2,4-D、メソトリオン)耐性ダイズについてのバイオテクノロジー協議の完了に関する公式文書(BNF No. 193への回答書)を発出
資料日付 2024年9月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は2024年9月18日、食品・飼料用の遺伝子操作した(Genetically Engineered, GE)植物、除草剤(ジカンバ、グルホシネート-アンモニウム、2,4-D、メソトリオン)耐性ダイズについてのバイオテクノロジー協議の完了に関する公式文書(BNF(Biotechnology Notification File) No. 193への回答書)を発出した。概要は以下のとおり。
 本公式文書(letter)は、遺伝子操作したダイズ、MON 94313に関して、Bayer CropScience LP(Bayer社)と、我々FDA(食品安全・応用栄養センター(CFSAN)及び動物用医薬品センター(CVM))との協議について述べるものである。Bayer社が提供した情報によると、MON 94313ダイズは、(1)ジカンバ(dicamba)除草剤耐性を付与するジカンバ・モノオキシゲナーゼ(DMO)、(2)グルホシネート(glufosinate)除草剤耐性を付与するホスフィノトリシン-N-アセチルトランスフェラーゼ(PAT)、(3)2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D)除草剤耐性を付与する改変R-2,4-ジクロロフェノキシプロピオン酸ジオキシゲナーゼ(RdpA)(Bayer社ではFT_T.1と命名)、(4)メソトリオン(mesotrione)等のベータ-トリケトン系除草剤耐性を付与するトリケトンジオキシゲナーゼ(TDO)を発現することにより、複数の除草剤に耐性を示すように遺伝子操作されている。
 本協議の一環として、Bayer社はMON 94313ダイズの安全性評価及び栄養評価の概要をFDAに提出し、FDAはこれを2022年9月7日に受け取った。Bayer社は追加情報を提出し、FDAは2023年1月24日及び9月29日、2024年1月11日、2月14日、及び6月13日に受け取った。当該書類により、本製品がFDAの管轄内にある法的要件及び規制要件を確実に満たすためにBayer社が講じた措置についての情報がFDAに通知された。Bayer社は、自社で実施した安全性評価及び栄養評価に基づいて、MON 94313ダイズ由来の食品及び動物用フード(訳注:飼料及びペットフード)が、組成、安全性、及びその他の関連パラメータにおいて、現在市場にあるダイズ由来の食品及び動物用フードと実質的な違いはない、また、遺伝子操作されたMON 94313ダイズは、FDAによる市販前審査あるいは承認を必要とする問題を提起しないと結論したと、FDAは理解している。
 MON 94313ダイズ由来の食品及び動物用フードを販売する前に、米国環境保護庁(EPA)及び米国農務省(USDA)の許可を含む、全ての適切な許可を取得することはBayer社の責任である。
 Bayer社がFDAに提出した情報に基づき、MON 94313ダイズ由来の食品あるいは動物用フードに関して、現時点で更なる質問はない。
 BNF 193への回答書である本公式文書は、以下のURLから入手可能。
https://www.fda.gov/media/184930/download?attachment
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL https://www.hfpappexternal.fda.gov/scripts/fdcc/index.cfm?set=NewPlantVarietyConsultations&id=MON-94313-8