食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06450160149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、テルブチラジンに関する補強データの評価に関して理由を付した意見書を公表
資料日付 2025年2月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月19日、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第12条に基づき実施されたテルブチラジン(terbuthylazine)に関するMRLレビューを受けた補強データの評価に関して理由を付した意見書(2025年1月17日承認、27ページ、DOI: 10.2903/j.efsa.2025.9231)を公表した。概要は以下のとおり。
 申請者から提出され、スペインの管理当局によって評価された情報に基づき、EFSAは、スイートコーン及びヒマワリの種子中の暫定最大残留基準値(MRL)は確認されたが、ハウチワマメ(lupins/lupini beans)及び綿実中のMRLは確認できないと結論した。家畜における代謝試験に関して、EFSAは、ヤギの新たな代謝試験が提出されたと述べた。しかしながら、その試験に不十分な点が特定されたため、反芻動物中の代謝物は完全には明らかになっていない。これらの欠落はあるが、計算された最大の飼料負荷量において、ウシ亜科動物の組織及び乳へ多くの残留物が移行するとは予想されず、したがって、暫定MRLは確認可能である。
 MRLレビューの枠組みにおいて実施された消費者リスク評価は、残留農薬摂取量算出モデル(PRIMo 3.1)を使用し、欧州委員会規則(EU) 2021/1795において施行された実際のMRL値を考慮し、用途に関し補強データで裏付けがとれなかった作物(綿実及びハウチワマメ)を除外し実施された。消費者の摂取懸念は特定されなかった。
 EFSAによるMRL改正案は以下のとおり(抜粋)。
品名       現行MRL mg/kg       MRL改正案 mg/kg
スイートコーン   0.02※            0.02※
ハウチワマメ    0.01※            0.01※
※定量限界(LOQ)であることを示す
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9231