食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06450100149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えPenicillium sp. AE-LGS株由来食品用酵素アシルグリセロールリパーゼの用途拡張に関する安全性評価について科学的意見書を公表
資料日付 2025年2月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月10日、遺伝子組換えPenicillium sp. AE-LGS株由来食品用酵素アシルグリセロールリパーゼの用途拡張に関する安全性評価について科学的意見書を公表した(1月16日採択、PDF版5ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9227)。概要は以下のとおり。
 当該食品用酵素アシルグリセロールリパーゼ(グリセロール-エステルアシルヒドロラーゼ、EC 3.1.1.23)は、遺伝子組換えPenicillium sp. AE-LGS株を用いて、Amano Enzyme Inc.(天野エンザイム株式会社)により生産される。
 当該食品用酵素の安全性に関わる全ての側面は、食品製造工程2工程にて使用されるという使用条件において、2025年1月に評価されている。当該申請では、当該産生菌株に関するデータ及び食品用酵素の組成に関するデータが不十分であったため、EFSAの食品用酵素に関するパネル(FEZパネル)は、当該食品用酵素の安全性評価を完了できていない。当該食品酵素製剤のバッチに対する総有機固形物(TOS)値は算出不可能であり、FEZパネルは提供された用量を適用して食事性ばく露を算出できなかった。
 現申請において申請者は、意図される用途の更新を要請している(食品製造工程を2工程追加)。しかしながら、前回の評価を妨げた理由は、現申請でも未解決のままである。したがって、FEZパネルは同一である食品用酵素の用途拡張を評価することはできない。
 前回の評価にて記述した理由と同一の理由から、FEZパネルは用途拡張の評価を完了できない。
 前回の科学的意見書は、以下にて閲覧可能。
「遺伝子組換えPenicillium sp. AE-LGS株由来食品用酵素アシルグリセロールリパーゼの安全性評価に関する科学的意見書」
https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2025.9228
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9227