食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06450020149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、銅化合物に関する最大残留基準値(MRL)の更新に関する声明を公表 |
資料日付 | 2025年2月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は2月14日、銅化合物に関する健康影響に基づく指標値(HBGV)、及び全ての供給源由来のばく露評価の再評価に関する科学的意見書(※補足)を踏まえた、最大残留基準値(MRL)の更新に関する声明(2025年1月31日採択、49ページ、DOI: 10.2903/j.efsa.2025.9271)を公表した。概要は以下のとおり。 異なる3種類のシナリオに従って実施されたばく露量の計算に基づき、更新された存在量データ及び新たに意図する用途に由来する残留物は、EFSAの科学委員会による評価の枠組みに基づき実施された慢性ばく露計算に影響を及ぼすとは予想されない。したがって、EFSAの科学委員会による以前の評価の結論は依然として有効である。 現行の銅へのばく露は、植物保護製剤(PPP)としての銅の用途を含む全ての銅の供給源を対象としていると考えられるため、銅化合物に関する認可済みのPPP用途、及び新たに意図するPPPの用途は、小児を含む集団に健康リスクを及ぼさないと結論可能である。銅はまた、微量栄養素でもあり、環境中に遍在するため、欧州委員会の委任事項において要請されたように、食事リスク評価は、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005に基づくMRLの設定及びレビューの枠組みや、規則(EU) No 1107/2009に基づく農薬のピアレビューにおける残留農薬の食事リスク評価の標準的な方法論とは異なるアプローチで実施された。したがって、全てのMRL案は、リスク管理者によるさらなる検討を要する。 EFSAによるMRL改正案は以下のとおり(抜粋)。 品名 現行MRL mg/kg MRL改正案 mg/kg グレープフルーツ 20 ①15 ②2 オレンジ 20 ①15 ②2 ①残留試験から得られたMRL ②存在量データから得られたMRL (※補足) 銅化合物に関する健康影響に基づく指標値(HBGV)、及び全ての供給源由来のばく露評価の再評価に関する科学的意見書は以下のURLから参照可能。 https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7728 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9271 |