食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06440160528 |
タイトル | マカオ市政署食品安全庁、マカオで市販されているコーヒー製品のアクリルアミド含有量に関する調査結果を公表 |
資料日付 | 2025年1月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | マカオ市政署食品安全庁は1月10日、マカオで市販されているコーヒー製品のアクリルアミド(acrylamide)含有量に関する調査結果を公表した。概要は以下のとおり。 ・ 目的: 本調査を通じ、マカオで市販されているコーヒー製品におけるアクリルアミド含有状況を理解し、検査結果を分析し、マカオ市民がコーヒー製品の飲用により摂取するアクリルアミドの状況を検討する。 ・ 方法: 2024年6月に、マカオの市場で無作為に、中国本土、マカオ、日本、韓国、イタリアなど、多くの異なる国と地域のコーヒー豆、粉コーヒー、インスタントコーヒー、包装済みコーヒー飲料及び淹れたてコーヒーなど、5つのカテゴリーのコーヒー製品計70検体を収集した。中国国家基準の検査方法を用いて、検体中のアクリルアミドの含有量を測定した。EUの関連レベルを参考に検査結果を評価し、分析を通じ、マカオの平均的な消費者及び高消費グループがコーヒー製品の飲用を通じ摂取するアクリルアミドの量を推定した。 ・ 結果: 各種コーヒー製品のアクリルアミド検出率は70%~100%の範囲にあり、そのうち、コーヒー豆及び粉コーヒーの検出率は100%であった。各種コーヒー製品のアクリルアミド含有量の平均値は8.9 μg/kg~322.9 μg/kgの範囲であった。EUが定めたコーヒー製品に対するアクリルアミドの基準値によると、本調査の関連コーヒー製品の検体は約98%がEUの基準値を満たしていた。マカオで加工・包装された検体を分析すると、95%以上がEUの基準値を満たしていた。マカオの平均的なコーヒー摂取者と高消費グループが摂取する一日当たりのアクリルアミド摂取量はそれぞれ3.06 μgと7.19 μgであった。 ・ 結論: 調査結果によると、マカオ市場から収集されたコーヒー製品のアクリルアミド含有量は、コーヒー製品中のアクリルアミド含有量を制御するために、現在欧州連合によって設定されている合理的なレベルの範囲内であることが示された。マカオで加工・包装された関連するコーヒー製品の検体も上記のレベルであった。 ・ 結論: 調査結果によると、マカオ市場から収集されたコーヒー製品のアクリルアミド含有量は、製品中のアクリルアミド含有量を制御するために、現在欧州連合により設定されている合理的なレベルの範囲内であることが示された。マカオで加工・包装された関連するコーヒー製品検体も、上記のレベルであった。 |
地域 | アジア |
国・地方 | マカオ |
情報源(公的機関) | マカオ市政署食品安全庁 |
情報源(報道) | マカオ市政署食品安全庁 |
URL | https://www.foodsafety.gov.mo/file?p=foodsafetyinfo/List50/5_92635cdeb38dfeda72b436110b2e346c.pdf |