食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06430600149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全ての成長期の家きん種に使用する飼料添加物(プロピオン酸クロムからなる(KemTRACE(商標)chromium))の安全性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2025年1月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2025年1月15日、全ての成長期の家きん種に使用する飼料添加物(プロピオン酸クロムからなる(KemTRACE(商標)chromium))の安全性に関する科学的意見書(2024年11月27日採択、PDF版11ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9149)を公表した。概要は以下のとおり。
 飼料添加物に関するEUリファレンスラボラトリー(EURL)は、2021年3月18日のプロピオン酸クロムからなる飼料添加物(KemTRACE(商標)chromium)の安全性及び有効性に関するFEEDAPパネル(EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル)の意見書に関連して、プレミックス及び飼料中の有機クロム含有量の定量化のための公定法として申請者により提案された方法を推奨できる立場になかった。その後、申請者はプレミックスの成分にトレーサーを組み込むという新たな分析方法を提案し、EURLが評価した結果、プレミックス及び飼料中の有機クロム含有量の定量化のための公式法として推奨された。以上のことから、欧州委員会はEFSAに、マイクロトレーサーの使用に関する申請者からの新たな提出情報を含め、全ての成長期の家きん種における飼料添加物としてのプロピオン酸クロム(KemTRACE(商標)chromium)の安全性及び有効性に関する新たな意見書の提出を要請した。
 本意見書は、プレミックスの成分としてマイクロトレーサーを使用することの安全性を支持するために、申請者から提出された新しい情報の評価に限定される。FEEDAPパネルは、提案された使用量におけるプレミックス中のマイクロトレーサーの使用は、対象動物種及び消費者にリスクをもたらさないと結論した。提案された使用条件におけるマイクロトレーサーの使用は、陸上環境区画に対しては安全であるが、地下水については結論をだすことはできない。プレミックス/飼料へのマイクロトレーサーの添加は、当該添加物の効力に影響を与えることはないと考えられ、したがって、効力に関するこれまでの結論は依然として有効である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9149