食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06430140149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、畜牛及び豚の血液に由来する食品用酵素トロンビンの食事性ばく露評価の改訂に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2025年1月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月9日、畜牛(bovines)及び豚の血液に由来する食品用酵素トロンビンの食事性ばく露評価の改訂に関する科学的意見書を公表した(2024年12月3日採択、PDF版11ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2025.9168)。概要は以下のとおり。 当該食品用酵素トロンビン(EC 3.4.21.5)は、畜牛及び豚の血液からSonacにより製造される。 当該食品用酵素の安全性評価は実施済みであり、EFSAは、当該食品用酵素は意図された使用条件下において安全性上の懸念を提起しないと結論している。 2016年に食品用酵素の食事性ばく露を推定する新たな方法論が導入されたため、欧州委員会はEFSAに対し、この新たな方法論を用いて当該食品用酵素のばく露評価を改訂するよう要請した。 本評価において、EFSAは、当該食品用酵素の意図される用途を「加工食肉製品及び加工魚肉製品製造用の肉製品・魚製品の加工工程」に再編成した。 欧州集団における食事性ばく露は、1日あたり0.0001 mg総有機固形物(TOS)/kg体重未満と算出された。欧州集団の食事における動物血液由来プロトロンビン(トロンビン前駆体)摂取量も、1日あたり0.0001 mg/kg体重未満である。 当該食品用酵素の起源が動物の食用部位である点、製造工程及び成分組成データに関する以前の評価、ならびに、当該食品用酵素の使用に由来する推定ばく露量とその供給源に由来する推定ばく露量が同程度である点に基づき、EFSAの食品用酵素に関するパネル(FEZパネル)は、畜牛及び豚の血液に由来する当該食品用酵素トロンビンは、意図された使用条件下において安全性上の懸念を提起しないと結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9168 |