食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06420660149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全ての家きんに使用する飼料添加物(バクテリオファージPCM F/00069、PCM F/00070、PCM F/00071、PCM F/00097(Bafasal(登録商標))からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2024年12月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月16日、全ての家きんに使用する飼料添加物(バクテリオファージPCM F/00069、PCM F/00070、PCM F/00071、PCM F/00097(Bafasal(登録商標))からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(11月26日採択、PDF版9ページ、 https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.9132)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは、全家きん種に使用する畜産添加物(機能グループ: その他の畜産添加物)としてのSalmonella enterica ser. Gallinarum B/00111株に感染する4種類のバクテリオファージからなる製品の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。 当該製品は、飲用水及び液体補完飼料への使用が提案されており、鳥1羽あたり1日あたり2 x 10の6乗PFU(※訳注:プラーク形成単位)の最低投与量を保証し、家きんのと体や環境中のサルモネラ属菌の汚染を低減し、処理された動物の畜産学的パフォーマンスを改善させることを意図している。以前までの意見書において、EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、当該製品は対象動物種、消費者、環境に対して安全であり、皮膚や目に対する刺激物ではないが、呼吸器感作性物質として考慮すべきであると結論している。当該添加物は、肥育用鶏のブーツスワブ及び盲腸内容物中の 2 種類のSalmonella Enteritidis菌株の数を減少させる可能性を示した。しかしながら、同パネルは、当該製品が家きんの畜産学的パフォーマンスを改善させる能力、鶏におけるその他のSalmonella Enteritidis菌株、血清型、又はその他のサルモネラ属菌の汚染を低減させる能力、又は鶏以外の家きんにおけるサルモネラ属菌の汚染を低減させる能力について結論をだす立場にはなかった。今回の申請では、畜産学的パフォーマンスに関する主張は取り下げられた。提供された新しいデータに基づき、同パネルは、当該製品が全ての家きん種の飼料や水に使用された場合、S. Enteritidisによる環境の汚染を低減する可能性があると結論した。当該添加物のその他のサルモネラ属菌の血清型に対する作用については結論をだすことはできなかった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9132 |