食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06420350149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、in vitroアッセイ開発のための発達神経毒性(DNT)のリファレンス化合物テストセットの推奨に関して、外部委託機関による科学的報告書を公表 |
資料日付 | 2024年12月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月17日、in vitroアッセイ開発のための発達神経毒性(DNT)のリファレンス化合物テストセットの推奨に関して、外部委託機関(1IDN Consulting, LLC)による科学的報告書(2024年12月6日承認、35ページ、doi: 10.2903/sp.efsa.2024. EN-9175)を公表した。概要は以下のとおり。 発達神経毒性学のための新アプローチ方法論(NAM)は、動物の使用を制限しつつ、ヒトに対する化合物のハザードとリスクに関する情報を提供するために開発され使用されている。最近、経済協力開発機構(OECD)は、重要な神経発達プロセスを評価するin vitroアッセイからなる、DNTのin vitroバッテリー(DNT IVB)の使用に関する初期ガイダンス文書を公表した。 アッセイの性能を評価し、DNT IVBに含めるための新しいアッセイを開発するために、神経発達プロセスに対する既知の作用を持つ陽性及び陰性の対照化合物が必要である。対照的に、in vitro DNTアッセイのバッテリーが哺乳類(特にヒト)におけるin vivoでのDNTを予測する能力を評価するためには、異なるセットの陽性及び陰性の対照化合物が必要である。これらはDNTリファレンス化合物であり、ヒト又は実験動物の研究において特定されたin vivoでDNTのエビデンスがある化合物(陽性)、及びin vivoでDNTを引き起こさないというエビデンスがある化合物(陰性)である。 OECDのガイダンスは、DNTリファレンス化合物として使用するための約100種類の化合物のリスト案を提案した。この共通の化合物セットの重要性は、現在のDNT-IBVの性能と利用可能なin vivo DNT研究を比較評価し、DNT IVBに含めるために開発される可能性がある新しいアッセイの付加価値を決定するための基礎を提供することであった。本報告書の目的は、OECD文書(試験及び評価No. 377)(※補足)の附録Aを更新し、in vitro DNTアッセイの開発と評価に使用するための推奨DNTリファレンス化合物テストセットを提供することである。 (※補足) OECD (2023). Initial Recommendations on Evaluation of Data from the Developmental Neurotoxicity (DNT) In-Vitro Testing Battery Series on Testing and Assessment. OECD Environment, Health and Safety Publications Series on Testing & Assessment No. 377. Environment Directorate. Organisation for Economic Co-operation and Development. Paris. ENV/CBC/MONO(2023)13. |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-9175 |