食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06420170149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えAspergillus oryzae NZYM-FL株由来食品用酵素トリアシルグリセロールリパーゼの食事性ばく露評価改訂に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2024年12月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月18日、遺伝子組換えAspergillus oryzae NZYM-FL株由来食品用酵素トリアシルグリセロールリパーゼの食事性ばく露評価改訂に関する科学的意見書を公表した(12月3日採択、PDF版9ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.9165)。概要は以下のとおり。 当該食品用酵素トリアシルグリセロールリパーゼ(トリアシルグリセロールアシルヒドロラーゼ、EC 3.1.1.3)は、遺伝子組換えAspergillus oryzae NZYM-FL株を用いて、Novozymes A/Sにより生産される。 当該食品用酵素の安全性評価は実施済みであり、EFSAは、意図された使用条件下において当該食品用酵素は安全性上の懸念を提起しないと結論している。 2016年に食品用酵素の食事性ばく露を推定する新たな方法論が導入されたため、欧州委員会はEFSAに対し、この新たな方法論を用いて当該食品用酵素のばく露評価を改訂するよう要請した。 本評価において、EFSAは、当該食品用酵素の意図される用途を以下の食品製造工程2工程に再編成し、食事性ばく露を再算出した。 1. 卵及び卵製品の加工工程 2. 脱ガムによる精製食用油脂製造用の油脂加工工程 総有機固形物(TOS)は、食品製造工程2においては除去されるため、当該食品用酵素 - TOSへの食事性ばく露は、工程1に関してのみ算出され、欧州集団における食事性ばく露は、1日あたり最大0.492 mg TOS/kg体重と推定された。 前回報告された無毒性量(試験された中用量である340 mg TOS/kg体重/日)を適用し、EFSAの食品用酵素に関するパネル(FEZパネル)は、少なくとも691のばく露マージンを導出した。 改訂されたばく露推定値、それから算出されるばく露マージン、前回の評価に基づき、FEZパネルは、当該食品用酵素は、意図された使用条件下において安全性上の懸念を提起しないと結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9165 |