食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06420070378
タイトル 欧州委員会(EC)、食品接触材料におけるビスフェノールA(BPA)の使用禁止を採択した旨を公表
資料日付 2024年12月19日
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概要(記事)  欧州委員会(EC)は12月19日、食品接触材料におけるビスフェノールA(BPA)の使用禁止を採択した旨を公表した。概要は以下のとおり。
 ECは12月19日、健康に有害な影響を及ぼす可能性があるとして、食品接触材料へのBPAの使用禁止を採択した。BPAは、特定のプラスチックや樹脂の製造に使用される化学物質である。
 この使用禁止は、金属缶のコーティング、再利用可能なプラスチック製飲料ボトル、給水冷却器、その他の台所用具等、食品や飲料と接触する製品においてBPAが許可されないということである。この禁止措置は、年初のEU(欧州連合)加盟国による賛成投票と、欧州理事会及び欧州議会による一定期間の検証に従ってとられたもので、欧州食品安全機関(EFSA)による最新の科学的評価を考慮したものである。EFSAは特に、BPAが「免疫系に有害な影響を及ぼす可能性がある」と判断し、提案された禁止は公開協議と、全加盟国との徹底的な討議を経たものであると結論した。
 BPAは、哺乳瓶や同類の製品についてはすでにEU域内で禁止されている。企業に適応する時間を与え、フードチェーンのあらゆる混乱を回避するために、ほとんどの製品については18か月の段階的廃止期間があり、また代替策がない場合にはごく限られた例外が設けられている。この禁止措置には、生殖及び内分泌系に有害な他のビスフェノールも盛り込まれている。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州委員会(EC)
情報源(報道) 欧州委員会(EC)
URL https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/mex_24_6544