食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06410670475 |
タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、疫学報告書-動物衛生・食品102号(2024年)「食品安全」において「と畜場の段階における豚と子牛のモニタリング計画から得られたCampylobacter jejuni株及びCampylobacter coli株の抗生物質耐性」を公表 |
資料日付 | 2024年11月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は、疫学報告書-動物衛生・食品102号(2024年)「食品安全」において「と畜場の段階における豚と子牛のモニタリング計画から得られたCampylobacter jejuni株及びCampylobacter coli株の抗生物質耐性」を公表した(確認日: 12月3日)。概要は以下のとおり。 ・要約 カンピロバクター腸管感染症は、欧州で最も一般的な人獣共通感染症の一つである。家きん肉、そしてそれ以外では豚肉や子牛肉の摂取が主な汚染源となる。脆弱な患者の重症例や腸管外感染症のみが抗生物質治療の対象となる。 フランスでは、欧州委員会施行決定(EU) 2020/1729に基づき、肥育豚及び生後1年未満の牛から分離されたC. jejuni 株及びC. coli株の抗生物質耐性のモニタリングが、(家きんと交互に)隔年で実施されている。当該モニタリングは6つの抗生物質系統を対象とする。 本モニタリングで、シプロフロキサシンに対する耐性率は高く、エルタペネムに対する耐性率は低い又はゼロであることが明らかになった。これらの2つの抗生物質は、ヒトの健康にとって極めて重要である。カンピロバクター感染症に対する主要な抗生物質であるエリスロマイシンに対する耐性は、C. jejuniでは低く、C. coliでは中程度である。ゲンタマイシンに対する耐性率は低く、テトラサイクリンに対する耐性率は高い。クロラムフェニコールに対する耐性は検出されなかった。一般的に、抗生物質耐性はC. jejuni よりもC. coli の方が高く、またC. coliでは、抗生物質耐性は豚に比べて子牛由来株の方が高い。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
URL | https://be.anses.fr/sites/default/files/SSA-036_2024-11-28_Antibior%C3%A9sistance_Mourand_VF.pdf |