食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06390570149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用するサイレージ添加物としての飼料添加物(Enterococcus faecium ATCC 53519株及びE. faecium ATCC 55593株からなる)の有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2024年11月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は11月7日、全動物種に使用するサイレージ添加物としての飼料添加物(Enterococcus faecium ATCC 53519株及びE. faecium ATCC 55593株からなる)の有効性に関する科学的意見書(10月15日採択、PDF版5ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.9071)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは、それぞれEnterococcus faecium ATCC 53519株及びATCC 55593株からなる2つの技術的添加物(機能グループ: サイレージ添加物)の有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。当該添加物は、全ての種類の生鮮材料及び全動物種において、E. faecium ATCC 53519株は1 x 10の7乗コロニー形成単位(CFU)/kg生鮮材料、又はE. faecium ATCC 55593株は5 x 10の6乗CFU/kg生鮮材料の提案されている最低濃度での使用を意図している。 以前の意見書では、EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、実験終了時のサイレージ化された材料の乾物含有量が揮発性物質で補正されていないため、乾物損失の推定が信頼できないこと、及びその他のパラメータにポジティブな効果が見られないことから、当該添加物の有効性について結論をだすことができなかった。 申請者から提出された補足情報には、揮発性物質で補正した乾燥損失に関する最新データが含まれていた。その結果、サイレージ化工程の終了時において、E. faecium ATCC 53519株又はATCC 55593株で処理したサイレージ化された材料では、対照群と比較してサイレージ中の乾燥損失が有意に低かった。同パネルは、全ての種類の生鮮植物材料にE. faecium ATCC 53519株又はATCC 55593株を添加することで、提案された使用条件下においてサイレージの栄養素保存を改善する可能性があると結論した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9071 |