食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06390560149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用するサイレージ添加物としての飼料添加物(Bacillus subtilis DSM 33862株及びLentilactobacillus buchneri DSM 12856株からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2024年11月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月7日、全動物種に使用するサイレージ添加物としての飼料添加物(Bacillus subtilis DSM 33862株及びLentilactobacillus buchneri DSM 12856株からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(10月15日採択、PDF版8ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.9070)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは、生鮮植物材料のサイレージ化を改善する技術的添加物として使用するBacillus subtilis DSM 33862株及びLentilactobacillus buchneri DSM 12856株の製剤に関する科学的意見書の提出を求められた。当該添加物は、全動物種に使用される生鮮植物材料において、乾物量(DM)の範囲が32%~65%、1 x 10の8乗コロニー形成単位(CFU)/kg生鮮植物材料の提案されている最低濃度での使用を意図している。細菌種B. subtilis及びL. buchneriは、EFSAにより安全性評価における安全性適格推定のアプローチに適しているとみなされている。
 当該菌株の同一性は確認されており、懸念される獲得薬剤耐性遺伝子は2つの活性物質のいずれにも検出されず、B. subtilis DSM 33862株には毒素産生の可能性を示すエビデンスは見つからなかった。したがって、EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、当該菌株をサイレージ添加物として使用することは、全動物種、処理済みのサイレージを給与した動物由来の製品の消費者、及び環境に対して安全であると結論した。同パネルは、最低濃度1 x 10の8乗 CFU/kg生鮮材料のB. subtilis DSM 33862株及びL. buchneri DSM 12856株からなる当該添加物は、乾物量が32%~65%の範囲で生鮮植物材料から調製されたサイレージの好気的安定性を向上させる可能性があると結論した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9070