食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06370680149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(大腸菌 CGMCC 7.401株により生産されるL-アルギニンからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2024年10月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は10月10日、全動物種に使用する飼料添加物(大腸菌 CGMCC 7.401株により生産されるL-アルギニンからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(9月18日採択、PDF版10ページ、 https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.9028)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは、遺伝子組換え大腸菌CGMCC 7.401株を用いた発酵により生産されるL-アルギニンからなる飼料添加物の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。 当該添加物は、全ての動物種及びカテゴリーの飼料及び飲用水に使用されることを意図している。導入された遺伝子組換えは安全性に懸念を提起しない。最終製品からは、産生菌株の生細胞又はDNAは検出されなかった。EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、当該添加物が産生菌株に関して安全性上の懸念をもたらさないと結論した。大腸菌 CGMCC 7.401株により生産されるL-アルギニンは、対象動物種の栄養上の必要性に基づき適切な量を飼料に添加する場合には、対象動物種にとって安全である。同パネルは、衛生上の理由及び飼料を介して同時に投与した場合の不均衡のリスクのため、飲用水のなかにアミノ酸を使用することに懸念を抱いている。大腸菌CGMCC 7.401株により生産されるL-アルギニンを動物栄養に使用することは、消費者及び環境に対して安全であると考えられる。大腸菌 CGMCC 7.401株により生産される添加物 L-アルギニンは、非反すう動物種に対して必須アミノ酸 L-アルギニンの有効な供給源であると考えられる。非反すう動物と同様に反すう動物においても有効であるためには、L-アルギニンの補給は、第一胃内での分解からの保護が必要である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9028 |