食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06370670149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(大腸菌CGMCC 22721株により生産されるL-バリンからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2024年10月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は10月9日、全動物種に使用する飼料添加物(大腸菌CGMCC 22721株により生産されるL-バリンからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(9月18日採択、PDF版11ページ、 https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.9024)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは、全動物種に栄養添加物として使用する遺伝子組換え大腸菌CGMCC 22721株を用いた発酵により生産されるL-バリンの安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。 産生菌株及びそのDNAは最終添加物では検出されなかった。したがって、最終製品は産生菌株の遺伝子組換えに関する安全性の懸念を提起しない。EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、大腸菌CGMCC 22721株により生産される L-バリンは、対象動物の栄養上の必要性に基づき適切な量を飼料に添加する場合には、対象動物に対して安全であると結論している。同パネルは、衛生上の理由及び飼料を介して同時に投与した場合の不均衡のリスクのため、飲用水のなかにアミノ酸を使用することに懸念を抱いている。大腸菌CGMCC 22721株により生産されるL-バリンを動物栄養に使用することは、消費者及び環境に対して安全であると考えられる。大腸菌 CGMCC 22721株を用いた発酵により生産される添加物 L-バリンは、非反すう動物の栄養源として必須アミノ酸 L-バリンの有効な供給源とみなされる。非反すう動物種と同様に反すう動物においても有効であるためには、L-バリン補給は、第一胃内での分解からの保護が必要である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9024 |