食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06360020378 |
タイトル | 欧州委員会(EC)、パーフルオロヘキサン酸(PFHxA)及びPFHxA関連物質の使用を制限する新たな措置を採択した旨を公表 |
資料日付 | 2024年9月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州委員会(EC)は9月19日、パーフルオロヘキサン酸((perfluorohexanoic acid)、またはウンデカフルオロヘキサン酸(undecafluorohexanoic acid) (PFHxA))及びPFHxA関連物質の使用を制限する新たな措置を採択した旨を公表した。概要は以下のとおり。 ECは9月19日、欧州連合(EU)化学物質規制であるREACH規則に基づき、PFHxA及びPFHxA関連物質の使用を制限することでヒトの健康と環境を保護する新たな措置を採択した。これらのパーフルオロ及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)のサブグループは、非常に難分解性で、水中での移動性が高いため、特定の製品への使用はヒトの健康と環境に許容できないリスクをもたらす。 本日採択されたPFHxA規制は、リスクが適切に管理されておらず、代替物が利用可能であり、社会経済的コストがヒトの健康と環境面の利益に比べて限定的であろう用途に焦点を当てている。 本規制により、レインジャケット等の消費者向け繊維製品、ピザの箱等の食品包装、防水スプレー等の消費者向け混合物、スキンケア製品等の化粧品、訓練や試験等の一部の泡消火剤用途におけるPFHxAの販売及び使用が、安全性を犠牲にすることなく禁止される。本規則はPFHxAの他の用途、例えば半導体、バッテリー、グリーン水素用燃料電池等には影響しない。 PFHxAは、すでに禁止されている別のPFAS(PFOA(パーフルオロオクタン酸))の代替として使用されることが多いため、本規制はPFAS排出量の削減における重要な前進である。これは欧州化学品庁(ECHA)の委員会の科学的評価を根拠にしており、欧州議会及び欧州理事会の審査を無事通過した。 ・次のステップ 当該PFHxA規制は、官報掲載から20日後に正式に発効する。本規制は、用途に応じて18か月~5年の移行期間を経て発効し、より安全な代替物に置き換える時間を確保する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州委員会(EC) |
情報源(報道) | 欧州委員会(EC) |
URL | https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/ip_24_4763 |