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資料管理ID syu06350550104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、「H5鳥インフルエンザ:現在の状況」のページを更新
資料日付 2024年9月12日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は9月12日、「H5鳥インフルエンザ:現在の状況」のページを更新した。概要は以下のとおり。
1. 知っておくべきこと
(1)H5亜型ウイルスによる鳥インフルエンザは世界中の野鳥に蔓延しており、家きん及び米国の乳牛において集団感染を引き起こし、最近では、米国の酪農及び家きん農場の作業者において複数人の症例が発生している。
(2)現在の公衆衛生リスクは低い(low)一方で、CDCは状況を注意深く監視し、動物との接触がある人々を監視するために州と協力している。
(3)CDCは、そのインフルエンザサーベイランスシステムを用いて、人々におけるH5鳥インフルエンザの活動を監視している。
2. 現在の状況
(1)人々におけるH5の監視:CDCインフルエンザサーベイランスシステムでは、鳥インフルエンザA(H5)を含め、人々における異常なインフルエンザ活動の兆候は見られない。
(2)全国インフルエンザサーベイランス(2024年2月25日以降)
・検査された検体:インフルエンザA(H5)又はその他の新型インフルエンザウイルスが検出される可能性があった、46,000以上の検体
(3)的を絞ったH5監視(2024年3月24日以降)
・監視対象者総数:感染動物へのばく露後に4,800人以上
・検査された総数:感染動物へのばく露後に240人以上
・ヒト感染例:米国で報告されたヒト感染例総数14例
(これらのデータは毎週金曜日に更新予定)
3. サーベイランスの累積データ(2022年以降)
・ヒト
 米国で報告されたヒト症例の総数:15(2022年以降)
4人は乳牛へのばく露後(2024年4月1日から2024年7月3日の間に報告)
10人は家きんへのばく露後(2022年4月28日から2024年7月25日の間に報告)
1人は動物へのばく露が直ちには判明していない(2024年9月6日に報告)
 症例が報告されている州:4州
 米国で報告された15例のH5ヒト症例のうち9例はH5N1亜型と確認されている。
・検出された野鳥:10,036羽(2024年9月10日現在)
・影響を受けた家きん:100,713,651羽(2024年8月22日現在)
・影響を受けた酪農牛群:202群(2024年9月12日現在)
・野鳥において鳥インフルエンザが発生した管轄区域 51か所
・家きんにおいて集団感染が発生した州 48州
・乳牛において集団感染が発生した州 14州
(これらのデータは、新しいデータが反映されるように、月曜日から金曜日の午後4時以降に毎日更新される。各累積データの収集開始日は以下のとおり。野鳥:2022年1月20日、家きん:2022年2月8日、米国のヒト:2022年4月28日、乳牛:2024年3月25日)
4. 米国におけるH5鳥インフルエンザの検出
・乳牛:複数州において集団感染が発生中
・野鳥:広範囲に発生
・家きん群:散発的な集団感染
・哺乳動物:散発的な感染
・人から人への感染:なし(None)
・現在の公衆衛生リスク:低い(Low)
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/bird-flu/situation-summary/index.html