食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06350460397 |
タイトル | フランス労働・保健・連帯省、ボツリヌス症の可能性例5例の発生とそれに伴うラムソンのペーストの瓶詰製品の撤去及びリコールを公表 |
資料日付 | 2024年9月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス労働・保健・連帯省は9月10日、ボツリヌス症の可能性例(cas probables)5例の発生とそれに伴うラムソン(訳注:ワイルドガーリックやベアガーリックとも呼ばれるネギ属の多年草、学名はAllium ursinum)のペーストの瓶詰製品の撤去及びリコールを公表した。概要は以下のとおり。 サントル・ヴァル・ド・ロワール地域圏保健庁は2024年9月9日、家庭の食事で「O Ptits Oignons」ブランドのラムソン・ペーストを摂取したことによるボツリヌス症の可能性例5例の報告を受けた。ボツリヌス症を示唆する症状を呈したこれらの人々は治療を受けた。 この食事の残り物、そして特に地元の製造業者が製造したラムソン・ペーストが、分析のためにパスツール研究所に送付された。結果は2日以内に予定されている。 アンドル・エ・ロワール県住民保護局(DDPP)は直ちにこれらの瓶詰の製造業者に対し調査を実施した。手工業的な製造条件では瓶の殺菌を保証できないため、慎重を期して製造された全ての瓶詰め製品のリコールが直ちに決定された(全ての製造日、全ての賞味期限)。 このペーストの瓶詰は以下のイベント(アンドル・エ・ロワール県)の際に販売されたことに注意すること。 ・Montlouis-sur-LoireのBourdaisiere城での植物と春のフェスティバル(2024年3月30日~4月1日) ・Saint-AvertinのCange城での「Nature en fete」フェスティバル(2024年4月13日、14日) ・トゥールでのニンニクとバジルの市(2024年7月26日) ・Montlouis-sur-LoireのBourdaisiere城でのトマトと風味の祭典(2024年9月7日、8日) 潜伏期間(数時間から数日)と当該疾病の深刻な性質を考慮し、これらの製品を摂取したおそれのある人は最大限の警戒をし、症状(視覚障害、嚥下困難、口の渇き、発話困難等)が出た場合は医師の診察を受け、この警告を伝えることが求められる。これらの製品をまだ持っている場合は、摂取・開封せず、廃棄すること。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス連帯・保健省 |
情報源(報道) | フランス労働・保健・連帯省 |
URL | https://sante.gouv.fr/actualites/presse/communiques-de-presse/article/signalement-de-cinq-cas-probables-de-botulisme-en-indre-et-loire-retrait-et |