食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06340360344 |
タイトル | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、活動報告2023年-食中毒を公表 |
資料日付 | 2024年7月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は7月16日、活動報告2023年-食中毒を公表した。概要は以下のとおり。 2023年には722件の集団食中毒が通知された。3,194人が罹患し、そのうち76人が入院し、1人が死亡した。2023年の通知件数は、2022年の記録的な件数を下回った(これは特に、新型コロナウイルスの世界的大流行の後に、食品サービス業界が元の状態に戻ったことによる)。しかし、通知件数はそれでもパンデミック以前よりも多い。例年通り、これらの数値は欧州食品安全機関(EFSA)にも報告された。 6つの事例で、食品が集団感染の原因であることが明らかにされた。つまり、食品検体とヒトの検体に、同一の疾病の原因となった細菌、ウイルス又は毒素が含まれていた。他の事例については、分析に基づいて、食品と罹患者との関連を明らかにすることはできなかった。 (※以下、表より抜粋) 病原体(※括弧内は集団食中毒件数) ・セレウス菌(Bacillus cereus)(7)(関与食品: 複合食品(alimentation mixte)(1)、クスクス(1)) ・コアグラーゼ陽性ブドウ球菌(Staphylococcus coagulase +)(1) ・カンピロバクター属菌(4) ・ウエルシュ菌(Clostridium perfringens)(2) ・志賀毒素産生性大腸菌(STEC)(14)(関与食品: 発酵生乳) ・リステリア・モノサイトゲネス(3) ・ウイルス(ノロウイルス等)(15)(関与食品: 牡蠣(2)、ビュッフェ形式の食事(1)) ・サルモネラ属菌(7) ・赤痢菌(2) ・寄生虫(3) ・ヒスタミン(2) ・不明(662) 集団食中毒の件数は、特に集団食中毒と食品との関連性を明らかにすることが難しいため、常に過小推定となっている。さらに、特に症状が軽度の場合には、集団食中毒が報告されない、又は遅れて報告されることが多い。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ベルギー |
情報源(公的機関) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
情報源(報道) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
URL | https://www.static.favv.be/rapportactivites/2023/toxiinfectionsalimentaires/ |