食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06340140149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、モンテカルロリスク評価における農薬の前向き及び遡及的累積食事リスク評価に関する標準的な規制措置の更新に関する外部委託機関による科学的報告書を公表
資料日付 2024年8月9日
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概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月9日、モンテカルロリスク評価(Monte Carlo Risk Assessment:MCRA)における農薬の前向き(prospective)及び遡及的(retrospective)累積食事リスク評価に関する標準的な規制措置(standard regulatory actions:SRA)の更新に関する外部委託機関(補足: オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM))による科学的報告書(2024年7月4日承認、71ページ、doi: 10.2903/sp.efsa.2024.EN-8942)を公表した。概要は以下のとおり。
 化合物のリスク評価は通常、個々の物質に焦点を置く。しかしながら、人々は日常的に多様な供給源から複数種の化合物にばく露される。MCRAのプラットフォームは、RIVM用にワーゲニンゲン大学(Wageningen University & Research:WUR)によって開発され、累積リスク評価(CRA)を可能にすることによりこの課題に対応する。
 混合物リスク評価(mixture risk assessment:MRA)の必要性を認識し、EFSA及びRIVMは、ユーザーに優しく透明性があるMRA用にMCRAソフトウェアを強化するために、枠組みパートナーシップ協定(Framework Partnership Agreement:FPA)に基づき協力した。これらの強化事項には、新たなSRAの開発及び既存の遡及的SRAの精緻化を含む。新たな前向きSRAは、既存の累積評価グループ(CAG)の範囲内の物質に対する新たな最大残留基準値(案)に関するシナリオの評価を可能にし、新たな物質への将来的な適用の可能性を持っている。
 既存の遡及的SRAの更新に関して、SRAの以前の版と比較して、より多くの国々からのより最新の存在量データ、食品摂取量データ、及び追加の健康影響/CAGが含まれる。
 将来的な措置には、新たな考察事項及びデータを取り入れ、MCRAにおける現行の遡及的SRAの更なる開発及び定期的な更新を含む。これらの改善事項は、規制措置の遵守を促進し、効率的なリスク評価を支援する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-8942