食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06330830378
タイトル 欧州委員会の「植物、動物、食品及び飼料に関する常任委員会(ScoPAFF) フードチェーンの生物学的安全性部門」、委員会議事録(要約)を公表
資料日付 2024年7月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州委員会の「植物、動物、食品及び飼料に関する常任委員会(ScoPAFF) フードチェーンの生物学的安全性部門」は委員会議事録(委員会開催日:2024年7月3日)(要約)を公表した。概要は以下のとおり。
A.01 はちみつに関する欧州理事会指令(2001/110)のレビュー:混ぜ物をしたはちみつ(adulterated honey)を検出するための調和のとれた分析法を定めるための欧州委員会施行権限
 欧州委員会(欧州委員会の農業農村開発総局(DG AGRI))は加盟国(MS)に対し、はちみつに関する欧州理事会指令(2001/110)の最近のレビューに関して、特に、砂糖を混ぜたはちみつを検出するための調和のとれた分析法を確立する施行規則を4年以内に起草せよとの共同立法機関からの委任事項に関して最新の情報を提供した。
 MSの注意は、はちみつの真正性及びトレーサビリティに関して欧州委員会に助言する役割を負う新たに創設されたHoney Platformにも向けられた。MSは、Honey Platformに関するコンタクトポイントを1機関指名するよう要請された。欧州委員会の代表者は、果汁に関する分析法を定めるもう1つの指令もPAFF委員会の審議事項ではないかと述べたが、共同立法機関から本件に関する具体的な時間枠は定められなかった。
B.01 リステリア・モノサイトゲネス(Listeria monocytogenes)に関して、食品に対する微生物学的基準に関する欧州委員会規則(EC) No 2073/2005を改正する欧州委員会規則草案の審議及び採決
 欧州委員会は、欧州委員会規則(EC) No 2073/2005附属書Iの食品安全基準1.2が適用されるフードチェーンの段階に関して、同付属書の改正によりリステリア・モノサイトゲネスに対するより高い水準の消費者の保護を確保する目的の欧州委員会規則草案を、本常任委員会の意見を求めて提示した。
採決結果:賛成意見
B.02 欧州委員会規則(EC) No 2073/2005に規定された条項に準拠していることを確認するために実施される公的管理に適用される試験所の分析法を規定する欧州委員会施行規則草案の審議及び採決
 欧州委員会は、公的試験所が欧州委員会規則(EC) No 2073/2005に規定する基準と対照して公的標本を分析する際に、公的試験所が使用しなければならない分析法に関して欧州連合規則を定めることにより公的管理の信頼性及び一貫性を改善する目的の欧州委員会規則草案を、本常任委員会の意見を求めて提示した。
採決結果:賛成意見
C.01 省略
M.01 欧州委員会施行規則(EU) 2019/627第24条の改正
 ある加盟国は、欧州委員会施行規則(EU) 2019/627第24条を変更する可能性はあるかどうかを尋ねた。欧州委員会は、よりリスクに基づいた死後検査時の追加切開及び触診に関した改正を含めることに前向きであることを示した。いくつかの加盟国は、そのような改正への支持を示した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州委員会(EC)
情報源(報道) 欧州委員会(EC)
URL https://food.ec.europa.eu/document/download/cc14342e-7621-4f0a-b4a5-9269458528e8_en?filename=reg-com_biosec_20240703_sum.pdf