食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06330260149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、非遺伝子組換えAspergillus ochraceus AE-P株由来食品用酵素オリジンの用途拡張に関する安全性評価について科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2024年7月24日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月24日、非遺伝子組換えAspergillus ochraceus AE-P株由来食品用酵素オリジンの用途拡張に関する安全性評価について科学的意見書を公表した(7月4日採択、PDF版10ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8940)。概要は以下のとおり。 当該食用品酵素オリジン(EC 3.4.21.63)は、Aspergillus ochraceus AE-P株を用いて、Amano Enzyme Inc.(天野エンザイム株式会社)により生産される。 当該食品用酵素の安全性評価は実施済みであり、EFSAは、当該食品用酵素を食品製造工程9工程にて使用する場合、安全性上の懸念は提起されないと結論している。その後、申請者は新たに1工程を追加する用途拡張、2工程(焼成製品製造用の穀類(cereal)・その他の穀粒(grain)の加工工程、及び、卵及び卵製品の加工工程)の取り下げ、及び、使用量の修正を要請した。本評価において、EFSAは以下の食品製造工程8工程における使用に対し、当該食品用酵素の安全性評価を更新する。 1. 香料製剤製造用の乳製品加工工程 2. 加工乳タンパク質製造用の乳製品加工工程 3. 加工食肉製品及び加工魚肉製品製造用の肉製品・魚製品の加工工程 4. タンパク加水分解物製造用の肉製品・魚製品の加工工程 5. 焼成製品以外の穀類由来製品製造用の穀類・その他の穀粒の加工工程(新規追加) 6. タンパク加水分解物製造用の植物由来製品・真菌由来製品の加工工程 7. 植物由来の乳代替品及び乳製品製造用の植物由来製品・真菌由来製品の加工工程 8. 酵母及び酵母製品の加工工程 欧州集団における当該食品用酵素 - 総有機固形物(TOS)への食事性ばく露は、1日あたり最大0.354 mg TOS/kg体重と算出された。 前回の意見書にて報告された無毒性量(試験された最高用量である1日あたり1,862 mg TOS/kg体重)と組み合わせ、EFSAの食品用酵素に関するパネル(FEZパネル)は、少なくとも5,260のばく露マージンを導出した。 前評価にて提供されたデータ、及び、本評価にて修正されたばく露マージンに基づき、FEZパネルは、修正された意図される使用条件下において、本食品用酵素は安全性上の懸念を提起しないと結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8940 |