食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06330220149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えTrichoderma reesei DP-Nyc81株由来食品用酵素リゾホスホリパーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2024年7月22日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月22日、遺伝子組換えTrichoderma reesei DP-Nyc81株由来食品用酵素リゾホスホリパーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した(7月3日採択、PDF版9ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8936)。概要は以下のとおり。 当該食品用酵素リゾホスホリパーゼ(2-リゾホスファチジルコリンアシルヒドロラーゼ、EC 3.1.1.5)は、遺伝子組換えTrichoderma reesei DP-Nyc81株を用いて、Genencor International B.V.により生産される。 当該遺伝子組換えの結果は安全性上の懸念を提起しない。 当該食品用酵素は、当該産生生物の生細胞及びそのDNAを含有しない。 当該食品用酵素は、グルコース・シロップ及び他のデンプン加水分解物製造用の穀類(cereal)・その他の穀粒(grain)の加工工程にて使用されることが意図されている。 残留する食品用酵素の総有機固形物(TOS)は、生産工程において除去されるため、食事性ばく量は算出されず、毒性学的試験は不要と判断された。 当該食品用酵素のアミノ酸配列と既知アレルゲンとの同一性を検索したところ、一致は検出されなかった。EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、食事性ばく露によるアレルギー反応誘発のリスクは排除されないと判断するが、当該事象が発生する可能性は低いと考える。 提供されたデータに基づき、CEPパネルは、当該食品用酵素は意図された使用条件下において安全性上の懸念を提起しないと結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8936 |