食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06320980532 |
タイトル | メキシコ農業・農村開発省(SADER)、ラテンアメリカ最大規模の食品照射プラントの稼働開始を公表 |
資料日付 | 2024年7月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | メキシコ農業・農村開発省(SADER)は7月9日、ラテンアメリカ最大規模の食品照射プラントの稼働開始を公表した。概要は、以下のとおり。 SADER長官Victor Villalobos Arambula及びアグアスカリエンテス州知事Maria Teresa Jimenezは、メキシコ中部、バヒオ地区(訳注:メキシコ中央高原地帯)、西部、南部の市場へのバリューチェーン強化に貢献するであろうE-Beam Agroindustrial社の照射プラント落成式を行った。 2番目の照射プラントが設置された自治体San Francisco de los Romoにおいて開催されたこの行事で、SADER長官Victor Villalobos Arambulaは、このメキシコのプロジェクトにより除菌及び滅菌プロセスが促進されることで、健康的で安全な(inocuo)青果物の供給が確保され、より長い保存可能期間が提供されると強調した。 同氏は、E-Beam社のミッションは、食料安全保障、環境保護、国民の健康保護、及び生産者の福祉指標向上への前進を可能にするものであり、メキシコ政府の目標に沿ったものであると述べた。 (中略) メキシコ食品衛生安全品質管理局(SENASICA)局長Francisco Calderon Elizaldeは、新プラントは生鮮製品の衛生及び安全を確保し、メキシコを植物検疫技術の最前線に位置づけるものであり、国の農業保護に貢献するものであると断言した。 同氏は、作物への照射処理の適用によって、農家は厳格な国際植物検疫基準を満たし、より競争力のある状況で、より多くの世界市場にアクセスし、その結果、地域社会の発展を引き起こし、国民経済を強化するであろうと指摘した。 メキシコは、国際的なレベルで地歩を固めてきていると同氏は強調し、照射された果物の輸出において世界第1位のポジションにあり、2023年だけでマンゴー及びグアバを主とする39,847トンの農畜産物を海外に送り出したことを背景にあげた。 (中略) E-Beam Agroindustrial社の最高責任者Manuel Alejandro Gonzalez Martinezは、このプラントは、ラテンアメリカで最も近代的かつ最大規模のものであり、アグリフード部門の製品を滅菌、除菌、殺菌するために革新的なE-Beam及びX線の技術を備えて設計されたもので、環境及びエネルギー効率に関する世界的なベンチマークとなるものであると強調した。 同氏は、このプラントは、世界で最も要求の厳しい市場における高品質の食品の上市にむけて、生産者、産業界、梱包業者、販売業者に世界レベルの品質を提供することにより、新たな衛生、安全、公衆衛生のプロトコルを開発するモデルとなるであろうと述べた。 (以下、略) ※補足:E-Beam Agroindustrial社の詳細は以下のURLで閲覧可能。 https://ebeam-agro.com/ |
地域 | 中南米 |
国・地方 | メキシコ |
情報源(公的機関) | メキシコ農業・農村開発省(SADER) |
情報源(報道) | メキシコ農業・農村開発省(SADER) |
URL | https://www.gob.mx/agricultura/prensa/amplia-mexico-capacidad-de-exportaciones-con-moderna-planta-de-irradiacion-en-aguascalientes-agricultura |