食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06300340537 |
| タイトル | ノルウェー国立獣医学研究所(NVI)、2023年のノルウェーにおける飼養(captive)及び移動範囲に制限のない(free ranging)シカ科動物の慢性消耗病(CWD)サーベイランスプログラムの報告書を公表 |
| 資料日付 | 2024年6月6日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | ノルウェー国立獣医学研究所(NVI)は6月、2023年のノルウェーにおける飼養(captive)及び移動範囲に制限のない(free ranging)シカ科動物の慢性消耗病(CWD)サーベイランスプログラムの報告書を公表した。概要は以下のとおり。 2023年は、ノルウェーの野生(wild)、半家畜化(semi-domesticated)、及び飼養(captive)シカ科動物の合計14,218検体が分析された。このうち1頭のヘラジカ(Alces alces)がCWD陽性と判定された。この症例はTrondelag県Lierneで殺処分された20歳の雌であった。 発見された当該症例は過去の報告書のヘラジカに関する記述にあるような疾病の特徴、すなわち、PrPScは脳組織でのみ検出され、診断検査ではリンパ組織からはプリオンは検出されないという特徴を有していた。北欧諸国では、CWDはヘラジカ及びアカシカでは散発的とみられる症例が発生しているが、トナカイの当該疾病は伝染性があり、所定の診断法でリンパ組織においてPrPScが検出される。 さらに、Dovrefjell山脈の22頭の野生のジャコウウシ(Ovibos moschatus)を検査し、TSE陰性であった。 当該報告書(20ページ、英語)は以下のURLから入手可能。 https://www.vetinst.no/overvaking/chronic-wasting-disease-vilt-cwd/_/attachment/download/53cf4cce-8c1f-4f8b-867a-16b3e2cc483a:af38f4763c267d79f784cba9f033e8f94342f327/Chronic%20wasting%20disease%202023.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ノルウェー |
| 情報源(公的機関) | ノルウェー国立獣医学研究所(NVI) |
| 情報源(報道) | ノルウェー国立獣医学研究所(NVI) |
| URL | https://www.vetinst.no/overvaking/chronic-wasting-disease-vilt-cwd |