食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06290650149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(ユーカリノキ(Eucalyptus globulus Labill.)の葉由来のチンキ(ユーカリチンキ)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2024年5月17日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月17日、全動物種に使用する飼料添加物(ユーカリノキ(Eucalyptus globulus Labill.)の葉由来のチンキ(ユーカリチンキ)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2024年4月18日採択、PDF版18ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8801)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会の要請を受け、EFSAは、全動物種に官能的添加物として使用する場合のユーカリノキ(Eucalyptus globulus Labill.)の葉由来のチンキ(ユーカリチンキ)の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。 当該製品は■■■■(※訳注: 原文黒塗り)溶液で、乾燥物含量は約1.86%、平均0.454%のフェノール酸及びフラボノイド類(うち没食子酸は0.280%)、0.0030%の1,8-シネオール、0.00012%のメチルオイゲノールを含む。当該チンキ中のアシルフロログルシノールとテルペン類とのモノ又はジホルミル化付加物の存在に関する分析データがなく、毒性データもないため、EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、長命の動物及び繁殖用動物に対するユーカリチンキの使用について結論を出すことができなかった。短命の動物(肥育用動物種)については、完全飼料中、肥育用鶏に4 mg/kg、肥育用七面鳥に5 mg/kg、食肉生産用の子豚及びウサギに6 mg/kg、肥育用豚に7 mg/kg、子牛(代用乳)に16 mg/kg、肥育用牛、肥育用羊/山羊及び馬に14 mg/kg、サケ科魚類に15 mg/kgで懸念はないと考えられた。これらのレベルは、生理学的に関連性のあるマイナー種に外挿された。ユーカリチンキの使用は、懸念がないと考えられる飼料中のレベルまでであれば、消費者に対して懸念を提起しない。ユーカリチンキを動物用飼料に香料として使用した場合、環境に対するリスクはないと考えられる。E. globulusの葉とその製剤は食品を風味付けするものとして認識されており、飼料における機能は食品におけるものと実質的に同じであると考えられるため、有効性に関する実証は不要であると考えられた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8801 |