食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06290640149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(イチョウ(Ginkgo biloba L.)の葉由来のイチョウチンキからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2024年5月17日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月17日、全動物種に使用する飼料添加物(イチョウ(Ginkgo biloba L.)の葉由来のイチョウチンキからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2024年4月18日採択、PDF版17ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8798)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受け、EFSAはイチョウ(Ginkgo biloba L.)の乾燥葉由来のチンキ(イチョウチンキ)を官能的添加物として使用する場合の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 当該チンキは水/エタノール溶液で、乾物含量は5.7%(チンキA)及び3.0%(チンキB)である。EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、当該添加物は、完全飼料中の以下の濃度で対象動物種に対して安全であると結論した。(i)イチョウチンキAは馬に240 mg/kg、犬に750 mg/kg、(ii)イチョウチンキBは馬に600 mg/kg、その他全ての動物種に50 mg/kg。イチョウチンキを対象動物種の飼料に提案された最大使用量まで使用しても、消費者に対して安全性の懸念は提起されない。イチョウチンキを対象動物種の飼料に提案された使用量で使用することは、環境に対するリスクとは考えられない。入手可能なデータによると、イチョウの製剤には特徴的な風味があることが示されているが、イチョウチンキが食品又は飼料のマトリックスに風味を与えるというエビデンスはない。従って、同パネルは当該添加物の有効性について結論することはできない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8798