食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06281010111 |
タイトル | カナダ食品検査庁(CFIA)、的を絞った調査「キャンディ及びチョコレート製品中の表示されていないアレルゲンとグルテン」に関する調査結果を公表 |
資料日付 | 2024年5月1日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ食品検査庁(CFYIA)は5月1日、的を絞った調査「キャンディ及びチョコレート製品中の表示されていないアレルゲンとグルテン」に関する調査結果を公表した。概要は以下のとおり。 (調査期間:2022年4月1日から2023年2月28日) 食物アレルギーはあらゆる年齢の人が罹患する可能性があるが、特に子供に多い。食物アレルゲンは、アレルギーを持つ人々に、深刻な、又は生命を脅かす健康リスクを示す可能性がある。また、グルテンはアレルゲンとはみなされないが、表示されていないグルテンはセリアック病やグルテン過敏症の人にとっては、慢性的な健康問題の一因となる可能性がある。アレルゲンやグルテンは、原材料に含まれることで食品に存在することもあれば、交差汚染により食品生産チェーンの過程で誤って混入することもある。アレルゲンの発生源に関わりなく、産業界は、該当する場合はカナダの特定の規制を遵守するか、合理的な範囲でレベルを出来るだけ低く保つことにより、製造された食品が人の摂取に対して安全であることを保証する必要がある。 この調査の主な目的は、キャンディやチョコレート製品に含まれる表示されていないアレルゲンとグルテンの存在とレベルに関する追加情報を入手することであった。検査した376サンプルのうち、46サンプル(チョコレート45サンプルとキャンディ1サンプル)に、β-ラクトグロブリン(BLG)、カゼイン、ヘーゼルナッツ、ピーナッツ、ゴマ、大豆等の表示されていないアレルゲンが含まれていることが判明した。いずれのサンプルにも、表示されていないグルテン、卵、アーモンド、小麦、大麦、オーツ麦、ライ麦、ライ小麦は含まれていなかった。 陽性反応を示したものは全てCFIA の食品安全・リコール事務局(OFSR)に転送され、検出されたレベルがアレルギーのある人にとって健康上の懸念を引き起こすかどうかが判断された。同機関が講じるフォローアップ措置の範囲は、健康リスク評価によって判断される汚染のレベルと、その結果として生じる健康上の懸念に基づく。この調査でサンプリングされた36 種類の乳成分不使用のダークチョコレート製品は、健康リスクがあると判断され、リコールされた。 本調査の詳細は以下のURLより入手可能。 https://inspection.canada.ca/DAM/DAM-food-aliments/STAGING/text-texte/undclrd_allrgn_gluten_candies_choc_prod_1711566640336_eng.pdf |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
情報源(報道) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
URL | https://inspection.canada.ca/food-safety-for-industry/food-chemistry-and-microbiology/food-safety-testing-reports-and-journal-articles/undeclared-allergens-and-gluten-in-candies-and-cho/eng/1711563636575/1711563637231 |