食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06280090149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換え大腸菌LE1B109-pPB129株由来食品用酵素スクロースホスホリラーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2024年5月15日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月15日、遺伝子組換え大腸菌LE1B109-pPB129株由来食品用酵素スクロースホスホリラーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した(4月16日採択、PDF版9ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8775)。概要は以下のとおり。 当該食品用酵素スクロースホスホリラーゼ(スクロース: リン酸α-D-グルコシルトランスフェラーゼ; EC 2.4.1.7)は、遺伝子組換え大腸菌LE1B109-pPB129株を用いて、c-LECTA GmbHにより生産される。 当該遺伝子組換えの結果は安全性上の懸念を提起しない。 当該食品用酵素は、当該産生生物の生細胞を含有しないと判断された。 当該食品用酵素は、セロビオースホスホリラーゼと組み合わせ、特殊炭水化物セロビオース製造において使用することが意図されている。 残留する当該食品用酵素 - 総有機固形物(TOS)は、後続する精製工程により除去されるため、EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、アレルゲン性評価以外の毒性学的試験は不要と判断し、食事性ばく露は推定されていない。 当該食品用酵素のアミノ酸配列と既知アレルゲンとの類似性を検索したところ、一致は検出されなかった。CEPパネルは、食事性ばく露によるアレルギー反応誘発のリスクは排除されないと判断するが、当該事象が発生する可能性は低いと考える。 提供されたデータに基づき、CEPパネルは、当該食品用酵素は意図された使用条件下において安全性上の懸念を提起しないと結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8775 |