食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06280080149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えAspergillus niger PLN株由来のホスホリパーゼA1活性及びリゾホスホリパーゼ活性を有する食品用酵素の安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2024年5月6日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月6日、遺伝子組換えAspergillus niger PLN株由来のホスホリパーゼA1活性及びリゾホスホリパーゼ活性を有する食品用酵素の安全性評価に関する科学的意見書を公表した(4月10日採択、PDF版10ページ、https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8781)。概要は以下のとおり。 ホスホリパーゼA1(ホスファチジルコリン1-アシルヒドロラーゼ、EC 3.1.1.32)活性及びリゾホスホリパーゼ(2-リゾホスファチジルコリンアシルヒドロラーゼ、EC 3.1.1.5)活性を有する当該食品用酵素は、遺伝子組換えAspergillus niger PLN株を用いて、DSMにより生産される。 当該遺伝子組換えの結果は安全性上の懸念を提起しない。 当該食品用酵素は、当該産生生物の生細胞及びそのDNAを含有しない。 当該食品用酵素は、脱ガムによる精製食用油脂の製造工程に使用されることが意図されている。 残留する総有機固形物(TOS)は当該工程において除去されるため、食事性ばく暴露量は算出されず、当該食品用酵素の評価に毒性学的試験は不要と判断された。 当該食品用酵素のアミノ酸配列と既知アレルゲンとの類似性を検索したところ、一致は検出されなかった。EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、食事性ばく露によるアレルギー反応誘発のリスクは排除されないと判断するが、当該事象が発生する可能性は低いと考える。 提供されたデータに基づき、CEPパネルは、当該食品用酵素は意図された使用条件下において安全性上の懸念を提起しないと結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8781 |