食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06270560149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換え植物の分子特性評価に向けたDNA配列決定の品質に関するテクニカルノートについて声明を公表 |
資料日付 | 2024年4月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月17日、遺伝子組換え植物の分子特性評価に向けたDNA配列決定の品質に関するテクニカルノートについて声明を公表した(3月20日採択、PDF版11ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8744)。概要は以下のとおり。 遺伝子組換え生物(GMO)は、欧州市場投入前にリスク評価及び規制上の承認を受ける必要がある。当該プロセスにおけるEFSAの役割は、GMOの利用がヒトの健康・動物衛生・環境にもたらす可能性のある潜在的リスクに関して独立に評価し、さらに、リスク管理者に科学的助言を提示することである。遺伝子組換え(GM)植物に対するリスク評価要件の一環として、規則(EU) No 503/2013及びGM植物由来の食品・飼料のリスク評価に関するEFSAガイダンスに従い、申請者はGM植物ゲノムに挿入されたDNA配列の分子特性評価を実施する必要がある。 2018年、欧州委員会の指令を受け、EFSAは「遺伝子組換え植物の分子特性評価に向けたDNA配列決定の品質に関するテクニカルノート」の初版を公表した。 更新版である本文書は、EFSAの2018年版テクニカルノートに代わるものであり、GM植物のリスク評価の文脈において、標準化された手法を用いてDNA配列決定データを作成・検証するための科学技術的手法に関する現在の知見が反映されている。本テクニカルノートでは、GM植物の分子特性評価にDNA配列決定が適用される際の方法論・分析法・報告書の品質評価に関し、要件及び推奨事項がまとめられている。中でも、サンガー・シーケンシング及び次世代シーケンシングを以下に対して利用する際に適用される。 ・ 各挿入部位における、挿入遺伝物質及びその隣接領域の特性評価 ・ 検出可能な全挿入配列のコピー数決定 ・ 挿入配列の遺伝的安定性の解析 本テクニカルノートでは、共同研究センター(Joint Research Centre(JRC))管轄下にある検出手法の検証及び妥当性確認は考慮されていない。 附属書1には、EFSAに提出されるGMO申請において、DNA配列と共に含まれるべき情報のリストが収載されている。本文書に従った配列決定情報の提出に協力し、配列決定の品質確認の効率を高めるため、申請者には、付属書2に記載されるとおり、データを調和された構造にて記載し、データファイルに対する特定の命名規則に従い、適切なファイル拡張子を使用することを要請する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8744 |